相番作業はパンチでデート
土手に吹く風の心地良さよ。
最近、俺のオアシスに行けていないので、なおさらこの開放感が嬉しい。
八王子某所。
先日、段取りをした現場にて、鉄骨アンカー調整相番。
昨日も他現場で同じ仕事であった。
昨日の鍛冶屋は二人。
テキパキと段取りをして、テキパキと動く鍛冶屋さんだったゆえ、俺と波長が合った。
本日の鍛冶屋はどうなんだろうな?
現場に行く道すがら、手もとのMと想像し合う。
現場に早めについてみると、もうすでに鍛冶屋は来ていた。
朝メシはファミリーマートで買った、エビのスパゲッティである。
それをプラスチックのフォークでクルクル巻いて頬張る。
ボーノ!
などとは言わないが(笑)、開放感ある土手で、風に吹かれ、朝日を浴びながら食べる海老クリームのスパゲッティは、優雅なご馳走の味がした。
鍛冶屋がチラチラこちらの様子をうかがう。
こんな時、どちらからともなく声をかけるのが通例だ。
「鍛冶屋さん?」
「墨出し屋さん?」
俺は運転席で優雅な朝メシの最中だったゆえ、鍛冶屋がやってきた。
鍛冶屋「墨出し屋さん?」
俺「はい、今日はよろしくお願いします」
鍛冶屋「よろしくお願いします」
俺「距離と角度で決めていくので、ターンバックルをつける方向は、光波からの角度に合わせられますか?」
鍛冶屋「大丈夫ですよ。ならば一つ一つターンバックルをつけながら決めていくやり方でいいですか?」
俺「それでいきましょう」
濃紺の長袖ポロシャツに濃紺のカーゴパンツ。
圧接屋でよく見るファッションのおとっつぁんと、今日は一日過ごす事になる。
昨日も書いたが、現場自体、この建物を建てるためのプロジェクト。
様々な人間、業者が、寄り集まって一つの目標
災害を起こす事なく、施主に喜んでもらえる建物を作る‼️
この目標に向かって、見ず知らずの人間が力を合わせて壮大なものづくりをする。
そう感じた時、この仕事をしていて良かったな、と強く思うのだ。
時に相番作業は意地の張り合いになる事がある。
双方が引く事なく、自己のやり方を相手に強いる時、それはプラスに働かないのだ。
知らない者同士なりに、相手の意見を聞こうとする努力、大事だよな。
俺は自慢じゃないが、相番作業でもめた事はない!
事細かくこちらのやり方を説明するし、相手の話も聞く。
そうすると、力が倍以上に結集し、結果ケガなく、仕事も早く終わるのだ。
「お疲れ様でした!」
「お疲れ様でした!またどこかで会ったらよろしくお願いします」
「また、ぜひ」
これは社交辞令ではない。
共に仕事をし、心から発する言葉なのだ。
さて、本日である。
今のところ順調である。
現場の全ての基準の守り神【墨出し屋】
墨出しバカ一代は、今日も現場で吼えるのだった(^^)
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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