ロシアによるウクライナ侵攻について、小説家の五木寛之氏が今朝の朝日新聞朝刊に寄稿している。
朝鮮半島で終戦を迎えたが、突然ソ連が進駐してきて難民となり、その渦中で母親を亡くした事、父親からはロシアは母さんのかたきだぞ!と言われていた事など。
大陸を彷徨う日本人と、ウクライナ人を重ねている。
国を失うとはどういう事か?
世界を見れば、故郷を失い、国を失う人々がたくさんいる。
歴史書でもそれは明らかだが、どうも我々日本人は戦後、国土防衛や領土という事に真剣に向かい合って来なかった感がある。
敗戦国となり、あまりにも多大な同胞の犠牲を出した日本はとにかく戦争は悪!
と思うあまり、自衛のための戦争さえ放棄しかねない教育を受けてきたのだ。
誰かが、世界が丸腰の日本を守ってくれると、あり得ない妄想を語るボンクラもいるくらいだ。
ニュース番組で元自衛隊幹部が言っていた。
日本への侵略があった場合、とにかく自衛隊は戦い抜いて時間を稼ぐ。
自衛隊の血を流して、侵略を防ぐ。
アメリカの助けがあるまで死にものぐるいで持ちこたえる、と。
これが自衛隊に課せられた任務ならば、なんと切ないのだろう。
その原因を作っているのは、自衛のための戦争さえ認めようとしない者たち。
自衛隊は物ではない。人間である。
国のため命をかける事を職務としているわけだから、尊敬に値するし、充分な予算をつけるのは必要な事。
ウクライナのように、歴史的に常に戦争に巻き込まれてきた国だからこそ、ロシアに対し徹底交戦出来るのだ。
日本は精神も錬成しなければいけないし、
防衛力も強化していかなければならない。
それでようやく世界のレベルに並ぶのだ。
現実に日本の危機になってから準備したのでは遅いのである。
備えあれば憂いなし
もし、尖閣諸島に中国軍が上陸したなら?
もし、北朝鮮から核ミサイルが発射されたなら?
もし、ロシアが日本の領海侵犯をおこなったならば?
自衛隊だけでなく、国民一人一人が考えるべき問題である。
外交で解決するにも、存在感を示すには、軍事力か経済力がものを言う。
いつまでも日出ずる国であるように。
願わずにはいられない。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI