午前3時45分起床。
雨はいまだ強く降っている。
桜が心配であるが、それ以上に自分たちの仕事が心配である。
遣り方をやって以降は、社員に任せている現場
墨穴の空け方がダメ、
朝礼後はぐちゃぐちゃになる、
早出6時半ではまだ遅い、
等、社員からあまりイイ話を聞いていない現場の早出親墨出しである。
6時半からの早出ではまだ間に合わないとの事で、5時半からの早出にした。
雨が降る中、上記の状況を考えるとそれは地獄絵図。
ヘタをすると正確な親墨さえ出せそうもない。
現場へ向かう途中、コンビニに寄り、監督に電話。
雨足の強さから、明日に変更することを決定した次第である。
現場と言えば、昨日作業用のエレベーターが10階から人を載せたまま落下したという事故があった。
俺たちがロングスパンとはピアットと呼ぶ、外部足場に付ける仮設のエレベーターの事だろう。
ロングスパンがカゴごと落下したという事故は初めて聞いた。
仕事で乗る人はよく知るだろうが、左右につけた歯車が縦の刻みを噛んで、上下に動くものだ。
どのような原因で落下したかわからないが、あちこちで使うものゆえ、早期に原因を究明し、対応出来るようにしてもらいたいものだ。
あらためて建設現場というのは危険と隣合わせだという事を感じる。
俺たちの職場は危険なのである。
現場で労働する同志諸氏よ、どうか今日も一日ご安全に。
追伸
もし、雨の中の無理な作業を現場側から頼まれたら?
一応現場で作業するが、危険、それも重大事故につながると感じたら、俺は社員を連れて撤収するだろう。
工程や他業者の都合も考慮するが、労働災害を起こしたら元も子もないのだ。
下請け業者だけでなく、当のゼネコン所長の首さえ飛ぶ。
急がば回れ
ほんの少しの工程を詰めるために、多大な犠牲を払う危険がある場合、それを回避するのが結局は一番近道になるのだ。
人の上に立つ者は、それを知るべきだな。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI