蒸し暑いぜ、東京!
春の陽気は眠気を誘う。
現場で労働する同志諸氏よ、どうかご安全に!
暴力には暴力を。
たしかにエスカレートするだろう。
だが、引き下がってはいけない場合もあるのだ。
特に男には。
自分に非があるならば、堂々頭を下げればいい。
それは恥ずかしい事ではなく、男としての筋を通す事なのだ。
その意義、その価値を知らぬ者は、まだまだ男として擦り切れるほど生きちゃいねぇんじゃねぇの。
筋を通すカッコイイ男は、謝る時も堂々としていてカッコイイものだ。
殴る事に対し耐性がある者とない者がいる。
生きてきた環境が違えばその差があってもおかしくはないが、せめてその匂い、雰囲気ぐらいはわかろうもの。
しかし、欧米ではどんな理由があるにせよ、暴力反対となり、肝心の虐げられた者の心の痛みについては掬いあげようとしない。
欧米がそうならば、それでいい。
だが、日本人は張り手をした者への擁護の意見が多いという。
俺は少し安心したぜ。
日本人はまだ性根は枯れてはいねぇな、と思った。
そんな中、本日の朝日新聞朝刊である。
今回の出来事について、『忠臣蔵』を引き合いに出し、あろうことか、日本人的情緒に反省を求めているのだ。
まあ、朝日新聞だから、というのはあるが(突き放した感情で)
日本人的情緒があるから、日本は二千六百年以上存続してきたわけでね。
中国などは歴史は古いが王朝は変わっている。
日本だけだよ、万世一系の王朝があり、国が存続しているのは。
なぜ、国が存続しえたのか?
それは日本人的な情緒があったからにほかならない。
勤勉さ、礼儀正しさは、民族が生き残る武器なんだよな。
何度でも書く。
新渡戸稲造先生が『武士道』のあとがきで書いていたこと。
「武士道精神がなくなれば日本は滅ぶ」
まさにこれなんだぜ。
日本を滅ぼし、日本列島を割って、海洋権益を手に入れようとしている隣国がいると思うべし。
戦う精神の核に武士道がなければ、武器を手にしてもやられるだろう。
鋼の如き強い精神が必要なのだ。
弱い者、家族をかばいあえて悪となる男を、称賛こそすれ、罵倒するなどあり得ないわ。
やられるのがイヤならば、強くなれ!
狡賢くふるまい、後ろから斬るような卑怯には、仁も義もない。
この普遍的な真理を日本人は手放してはならないのだ。
追伸
ウクライナの平和を俺が願うのは、ロシアが卑怯者だからである。
無辜の民を殺しておきながら、侵略を正当化出来るわけがない。
パレスチナへの共感も同じ根である。
『水滸伝』の林冲や王進、楊志、そのほか梁山泊に集った多くの役人、軍人への熱き共感も同じ根である。
『昭和残侠伝』の健さんへの共感も同じ根である。
ウクライナもロシアも喧嘩両成敗?
世を悟ったような顔をして、そんな事よく言えたものだ。
プーチン大統領は、ウクライナに人殺しが生業のゴロツキを派遣したらしい。
チェチェンや、中東の政情不安な地域などから募った傭兵など。
彼らは戦争にあるべきルールは守らず、市民の最後の抵抗を終わらせるためにウクライナに派遣されたという。
この文から想像して欲しい。
無辜の民が、ロシアに帰属しない傭兵集団によって、どんな酷い蹂躪をされるのかを。
無責任にウクライナとロシアを同列に見るべきではないのは、武士道、仁義の観点から明白なのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI