願書を出す中学生とお母さん。
郵便局か賑わっている。
先ほど行った近所の郵便局は、女子中学生が一人で願書を出していた。
やり取りに時間がかかるらしく、いっこうに進まないので、八王子みなみ野の大きな郵便局へ来てはみたが、発券機には待ち人数10の数字が。
請求書を出すだけなら近所の郵便局でいいのだが、今日はこの郵便局にて不在連絡票と引き換えに品を受け取らねばならぬ。
いずれにせよ、郵便局の待ち時間などは、この願書提出の季節の風物詩として見たほうが風情もあるな。
中学生とお母さんのコンビというのは、微妙な空気があるけど、最近の中学生は母親と出かける事に抵抗がないように見える。
俺なんか、
「あっちに行っててよ!」
なんて、いっしょにいる所を誰にも見られたくなくて、恥ずかしったものだ。
男子たるもの、母親と出かけるとはどういう事か!
軟弱者め!
そんな価値観を俺も持っていたし、男にはそんな思いが充満している時代でもあったな。
しかしだ、しかしである。
先ほどいた男子中学生とお母さんは、何やら楽しそうに話をし、むしろクールなお母さんと甘えたい男子といった、俺の中学生の頃では考えられない距離感なのだ。
反抗期なんかもないんだろう。
これって、何かで読んだけど、今わりとありがちな風潮みたいだ。
若い奴は優しさを口にしていたが、果たして思春期というモヤモヤする時期に母親から乳離れしないような男子というのは、どうなんだろうな?
俺は大人になってからは、思春期に親を遠ざけ、泣かせた分親孝行したいと思い、あちこち行ける時は遊びに連れていっている。
親離れ出来るのかな?
あるいは子離れ出来るのかな?
と心配になるのである。
さて、俺が書きたいのは、石原慎太郎である。
昨夜の番組で盟友亀井静香が語る石原慎太郎が、とても男臭くて、バンカラで、よかったんだよな。
いい男は、いい言葉を贈るよね。
「いい顔して死んでたよ」
「馬鹿野郎!って言ったんだ」
男臭ぇ!たまらないぜ。
おそらくこの二人には、ベタベタした表向きだけの友の関係はなかっただろう。
言わずともわかる。
言い過ぎてもわかる。
それが真の友である。
「俺は湘南ボーイなんかバカにしてたから」
面白い!亀井節炸裂!
俺も石原慎太郎と言えば、おぼっちゃん、とまず頭に浮かぶ。
だけど、その辺のおぼっちゃんではなかった。
矢面に立って逃げずにやってきてのは、自分の責任は自分でしっかりケリをつけてきた証。
いちいちうるせーおじいちゃんだが、一本筋は通っている頑固者。
こんな男、いなくなっちゃったな。
寂しいよね。
憎まれ口を叩かれようが何だろうが、自分の理想を実現するためならすべて受け止める。
並のおぼっちゃんじゃねぇ人だったな。
東京都に東日本大震災の瓦礫を受け入れたのは、英断だったよ。
首都東京の、日本の長兄としての立場をまっとうした出来事だった。
放射線があろうとなかろうと、東北は瓦礫を片付けなければ復興は遅れるばかりだった。
強権、信念、そんなものを感じる政治家だったな。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI