夕飯後、リビングでくつろいでいたら、いつの間にか寝ていた。
気がつけば身体は冷えていたが、クシャミも出ずに、特に風邪をひく事もなかったようだ。
そろそろコタツが必要な季節だな。
毎年こんな事がコタツを作る目安になるのだ。
休日出勤のない日曜日の朝。
起きてもまだベッドでまどろむ時間が贅沢である。
朝食は、車で10分ほどのドトールへ。
モーニングのセット、アイスコーヒーは大!
これにミラノサンドを単品でつけるのが、俺のドトールでの朝メシの定番である。
それを持ち帰りにして、今、みなみ野のホームセンター駐車場に停め、朝刊を読みながらミラノサンドを食べているところだ。
ホームセンターが好きだ。
実用品の新しい物、流行り物が店頭に並ぶため、端から端まで見て歩くと、非常に面白い。
広く浅くの姿勢は、あまり本格的過ぎない物、極めている物を真似た物が多いが、それがまた面白いのだ。
広く浅くだが、実戦に使える物ばかり。
このバランスが素晴らしいのがホームセンターなのだ。
俺は今日、落ち葉を掃きながら溜められる、少し大きなちり取りと座敷ぼうきを買いに来た。
庭の木の葉がいよいよ落ちる量が増えてきた。
焚き火の焚き付けを溜める楽しみと、近所迷惑にならないようにする事と、落ち葉の掃除は一石二鳥である。
どんなちり取りがあるのか。
楽しみである。
さて、朝日新聞朝刊2面のひと欄。
重機を操る災害ボランティア千人育成をめざす
という見出しで、長野県小布施町で重機の講習を開いている林映寿さんという方の事が書いてあり、感心した次第である。
一昨年の台風19号は、故郷に大きな被害を出した。
俺のオアシスである秋川の河川敷もごっそり流された。
そんな自然災害に対し、重機を操るボランティアが足りない事を痛感し、災害現場で実際に重機を操作する運転手を講習により育成しているという。
素晴らしい!
こういう志ある人もいるのだ。
「自分たちの地域は自分たちで守るという意識、行動を全国に広げたい」
という。
これ、地域でも、国でも当てはまるけど、凄く大切な事だよね。
写真を見て、俺は思った。
この人はエクスペディションに対応している人だなと。
トレッキングブーツ、
ノースフェイスのクライミングパンツ、
おそらく速乾性素材であろうロンT、
ヘルメットにヘッドランプ、
肩からかけたバックにはトランシーバーがついている。
中にはスマホから何から、無くしてしまったらダメなものをしっかりと仕舞い込んでいるはず。
ペットボトルホルダーにペットボトル。
このまま、山の中に入って行ってもいいような格好が、あちこち被災地に行って学んできた姿が現れている。
着の身着のままではダメなのだ。
生き残れる服、
生き残れる装備というものがある。
平時からしっかりと用意しておきたい装備と、それに対応した精神。
日曜日、そんな事を意識して、アウトドアショップやホームセンターに行ってみてはどうだろうか?
エクスペディション対応のススメである。