夕方の日影に吹く風、
夜、窓を開けると感じる涼しさ。
日中の暑さに耐えた身体を、この風が癒してくれる。
そしてまた朝を迎え、リセットされた身体で勝負するのだ。
東京オリンピックが揺らいでいる。
もはや重厚長大とはかけ離れた、軽薄短小の国になってしまった。
この情けなさを糺すのは、政府ではない。
俺たち一人一人である。
あるボンクラミュージシャンのイジメ問題がニュースになっている。
好きではないタイプなので、元からどうでもいい人間であるが、ネットを見ても、ニュースを見ても出てくるので、果たしてどんな事をインタビューで話したのかを見てみた。
これはね、酷いわ!
ズルさ、セコさ、要領の良さなどが滲み出ていてね。
ガキだろうが何だろうが、こんな事するかね?
インタビューの全文を読んだわけではないが、例えば、ツッパリとか、不良とかさ、カッコ良さを追求したガキの頃がある奴は、いつまでもその楽しかった思い出を誇らしくも思っているだろうし、いつまでもカッコいい人間でいたいと思うだろう。
だが、そんなガキの頃の人に話せるエピソードがない奴が、俺はこんなにヤバいんだぜ、とイジメる側であった事を誇示し、すっからかんの空っぽなガキの頃を今さらながら大きく見せようとするカッコ悪さ。
情けないね。
悪い事はしても、イジメとか卑怯な事は、カッコイイ奴はしないよね。
そう言い切れる人間は、世の中に対して肩肘張って生きている野獣のような人間だ。
このインタビューを掲載した雑誌も、同罪だな。
なぜ、掲載したのか、まるでわからないよね。
こんな雑誌、こんなミュージシャンが、ロックだなんだを語るとしたら、最悪だよな。
だってさ、ロックってカッコイイもので、
そのカッコイイロックをやっている奴は、悪くて、だけどカッコ良くて、とガキの頃から刻み込まれている。
坊ちゃん刈りのお坊ちゃまの、気色悪い人間性を、日本のロックを代表していると勘違いしている雑誌が、掲載している奇怪。
まとめて、ロックシーンから消えてくれねぇかな。
ロックじゃねぇから!
売れたもの勝ち。
売れたものにすり寄るバカなメディア。
そんなロックとは対極にあるダサいカッコ悪さ。
毎日労働して、休日にライブして、音源作って。
そんなプロじゃねぇ俺たちだが、プロにも負けねぇ音楽をやっている自負がある。
そして何より、自分なりの美学があり、掟があり、それはあくまでカッコ良くありたいため。
行動の指針は
カッコイイか、カッコ悪いか。
男の美学がねぇ奴は、総じてダセェよな。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI