本日、雨の西麻布。
カッパの下を履なかったゆえ、パンツまでびしょ濡れである(苦笑)
体温で乾かすしかなかろう。
港区西麻布某所。
金持ちが住んでそうなコンドミニアムでは、白人の親子が半地下の駐車場でサッカーボールを蹴り合っている。
俺はその様子を仕事車のクリッパーのフロントガラスから眺めながら、コンビニで買ったドトールのアイスカフェオレを飲みながら一服している。
八王子から西麻布。
車中のラジオはラジオ日本とTBSラジオ。
土曜日の現場へ向かう車中の楽しみは、とんねるずの木梨憲武のラジオである。
これがいつも笑えるのだが、毎土曜午前6時から放送ゆえ、早朝5時には甲州街道を走る俺には遅い始まりなのである。
憲武のラジオが始まり、笑っているうちに現場近くのコインパーキングに到着。
アイドリングはしない主義ゆえ、ラジオもここまで。
シートを倒し爆睡する。
憲武のラジオ、5時からやんねぇかな?
と手もとと話すと、
手もとのMが、
「社長、憲武の番組に投書すればいいんじゃないですか!」
もちろん投書など面倒くさい事はしない。
時間差で聞く事もしない。
その時、その場で聞くから楽しいのだ。
人生はすべてライブに意味がある。
今が大切なのであり、今が未来の基礎になるのだ。
雨が酷くなってきたが、一服の時間は終わりである。
本日の作業は、一次掘削の面におりて、雨と泥にまみれて(苦笑)シートパイルに通り芯とレベル墨出し。
作業員が歩き回り、いい感じに練り上がった一次掘削面は、長靴が脱げそうになるほどぬかるんでいる(笑)
これは足腰を鍛えるには良さそうだな。
スクワットをしばらくやっていないのでちょうどいいぜ!(笑)
何なら、泥でパックでも?
何なら、雨でシャンプーでも?
頭の中には、
♬どこまで続くぬかるみぞ
三日二夜を食もなく
雨降りしぶく 鉄兜
と、黒嵐でカバーした加藤登紀子さんの
『討匪行』
がリフレイン(笑)
討奸(奸賊を討つ)の名のもとに、大陸を彷徨う兵士たちには、何も持たされてはいない。
それでも彼らは行軍するのだ。
雨でびしょ濡れになった軍服を乾かす間もなく、
泥だらけの軍靴と脚絆を脱ぐ間もなく、
くたびれ果てた身体を、背のうを枕に寝るのである。
しかも敵との戦闘状態にあり、油断は出来ない。
極限の緊張状態。
いかに過酷であるか。
そんな状態でもタバコを分け合い、命を助け合う仲間がいるのである。
歌からその実態を知るのだ。
そして、その戦時歌謡に救われた人々もいた事だろう。
『雨の西麻布』で『討匪行』
俺の土曜日。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI