環七を窓全開で走る。
大型トラックの排気ガスを吸い、
沿道の喧騒を聞き、
そこに沢田研二のBGM、
おまけに俺は鼻歌を歌っている(笑)
ゴミゴミした空気だが、吹く風は凛としている。
この風を感じるためならば、エアコンは切るし、排気ガスも吸う。
風の心地良さには敵わないのだ。
足立区某所に来ている。
東京、西から東へ横断。
通りはすでに通常どおり。
この蒸し暑さが、コロナへの警戒を緩くするが、それはそれで仕方ないな。
この蒸し暑さでは、ウィルスもやってられねぇんじゃねぇかな。
ある建設会社からの依頼を受け、打ち合わせに来ている。
5、6年前だろうか?
この建設会社に営業に来たのは。
仕事は取れなかったが、毎年年賀状で挨拶はしている。
その建設会社から突然電話があり、打ち合わせをする事になった次第。
曰く、大きな現場が取れ、今仕事を頼んでいる墨出し屋では出来ないだろうから、うちに、という話だった。
うちも忙しいが、仕事の依頼はいつもありがたいものだ。
もちろん、果てしなくデカい建築だろうが何だろうが出来る。
問題は、今やっている仕事とどう調整していくか、だな。
これから打ち合わせ。
どんな話になるかわからないが、単価で合意すれば依頼されたら全力でやらせてもらう所存だ。
仕事の巡り合わせ、縁。
自分で営業しているとよくわかる。
不思議な事に、厳しい状況になると、誰かが必ず手を差し伸べてくれる。
これは100%といっていい。
縁とは不思議なもの。
その縁を頼って依頼してきているならば、俺もそれに応えなくてはならない。
厳しき仕事の末にある輝き。
それをいつまでも、何処までも、果てしなく追い求めるのだ。
さあ、打ち合わせ間近。
この仕事が取れたらささやかなお祝いをしよう。
そして、ハローワークに行かねば。
ようやく人員を増やしても良さそうな目処がついた。
挨拶が出来て、屈強なる男を求める。
知識は今はいらない。
それよりも、仲間、ここでは同じ会社の仲間のため、自らを粉にして汗を流す事が出来るか否か。
豪傑を求む。
昨夜、バンド仲間の悲しい知らせがあった。
命の儚さを感じる。
テレビちゃん、連絡ありがとう。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI