俠の帝国
そろそろお天道様を拝みたくなる梅雨の時期。
もう7月なんだよね。
やるべき事をしっかりやっていかないと、あっという間にお盆になってしまいそうだ(苦笑)
大河ドラマ『青天を衝け』を見ていると、幕末の様々な映画、ドラマ、小説、史実を重ね合わせて見るようで非常に面白い。
先日BSで三船敏郎が近藤勇、小林桂樹が土方歳三の『新選組』の映画をやっていた。
これがまたなかなか面白くてね。
三船敏郎の近藤勇はイメージそのまま。
芹沢鴨が三國連太郎で、憎々しい役を見事に演じていて、これもまたよかった。
土方歳三は違う役者だったら、もっと良かったのにな、と(失礼!)思ってしまったものだ。
高倉健が近藤勇
菅原文太が土方歳三
石原裕次郎が沖田総司
なんて、凄く見てみたいよね?
今まさに『燃えよ剣』を読んでいて、ドラマと重なると妙に親近感がわくし、幕末がグッと近く感じられる。
渋沢栄一のこのドラマは、やけに幕末に親近感を感じるんだけど、なぜだろう?
と考えてみた。
まずは、渋沢栄一が攘夷思想の過激な志士を目指していた事。
農民が武士になりたくて、日本を守りたくて、
正義の思想に染まっていく。
若い時は反権力、反体制が正義だと思ってしまうわけ。
そして戦い進んでいく中で、実は体制にも体制の言い分があり、ともに愛国には違いない、という事に気がつく。
幕末を見ればわかるけど、
尊皇攘夷の急先鋒、水戸学の藤田東湖、
薩摩の西郷隆盛、
新選組の近藤勇、土方歳三、
会津の白虎隊、
土佐の坂本龍馬、
皆、俺の魂を熱く燃やす者たち。
皆、義、誠に命を懸けてきた者たち。
皆、武士道に生きてきた者たち。
皆、日本を愛し、郷土を愛する者たち。
だが、信じるモノが熱く強かったゆえ、凄惨な殺し合いになってしまった。
義という哲学は永遠不滅である。
今、俺は彼らが天国で酒を飲んでいるんじゃないか、と。
藤田東湖がいたら、酒は剣菱かな。
しかし、これだけの逸材がいた日本人って、スゲーよな。
日本人ながら思う。
そして、それは乱世だったからだろうね。
江戸の大平の世なら、英雄は出てこない。
乱世になると、朝廷から、幕府から、農民から、商人から、気風のいい男たちが次から次へと現れる。
それは日本だけじゃなく、古代中国の三国時代でも、宋の時代でも。
乱世というのは、乱世にしか輝けぬ好漢が必ず出てくる。
乱れた世を糺すために、荒ぶる魂を持った好漢が現れるのだ。
今、世は静かなる乱世である。
出でよ、好漢!
秩序乱れ、政は堕落した今、好漢ならば力を発揮せよ!
己の持ち場で、
己の生きる場で、
仁義を貫き生きるのだ!
目先だけの経済の書を読むよりも、
めくるめく男の帝国の書を読むべし。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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