南側の窓を開けて寝ている。
暑い時も、また寒い時も。
空調の整った密閉空間より、
剥き出しの自然に触れられる空間の方が好きだ。
昨夜はわりと涼しい風が吹き、俺は薄いふとんを掛けて寝た。
ふとんの重さが逆に安心感を与えてくれる。
これは、羽毛布団などない、綿がギッシリ詰まった重いふとんで寝て育ってきた生い立ちがそうさせるのだろうな。
いつも爆睡しているが、昨夜はより快適に爆睡できた気がする。
都議会議員選挙の遊説が始まり、街は騒がしい。
あの大音量の自己紹介もうるさいには違いないし、腹立たしいが、これも選挙の風物詩なのだろう。
ガキの頃から見聞きしている事ゆえ、まあしょうがねぇか!と気にも止めなくなるのだ。
経験や生い立ちというのは、自分の中でかなりの強度で確立していて、世間様がどうだ、普通はこうだ、などと言われようと、変えようとしたり、恥じたりする事はまるでない。
我が家の流儀とか、
俺流だと言うモノである。
親父が次男なため、家に仏壇がなかった。
神棚は和室にあって、神棚への挨拶や管理の仕方はわかっているが、仏壇にどうすればいいかが、よく分からない部分がある(苦笑)
本来であれば、父親の務めとして、娘にそれを教えるべきだが、それが出来てはいないのだ。
雑誌や新聞、テレビでも、たまに我が家の流儀が世間と違っていて当惑する人々の話を見るが、あれ面白いよね。
自分にも、そんな我が家ならではの流儀があるし、そのエッセンスに俺の哲学を上乗せした流儀もあるわけでね(笑)
まあ、それが世間一般から外れていようがいまいが、かまわないけどね(苦笑)
だけどさ、そんな秘められた儀式ではないけれど、共有出来る、笑える部分があるっていうのは、家族の証だよな。
そんなものがないより、あった方が面白いし。
食べ物でいうと、我が家では薄焼きという食べ物があってね。
小麦粉(だと思う)にニラを刻んだものを混ぜて、フライパンで焼いて、砂糖醤油につけて食べる食べ物。
おやつによく食べた我が家のソウルブームなれど、上京したら同じ物が韓国料理で存在していてね。
チヂミと呼ばれる物だった。
が、我が家で、いや我が親戚一族では薄焼きと呼んでいた。
ネットで調べてみると、おやきのような、長野県、特に北信地域の郷土食らしい。
だから、俺の中ではチヂミではなく、薄焼きなんだよな。
元は韓国の人が伝えて広まったのかもしれないが。
そんな小さなものから、人生の岐路に決断する大きなものまで。
我が家の流儀、あるいは俺の流儀、というモノがあった方が人生は楽しい。
意味なく染まるなかれ!
我が家の流儀、俺の流儀を簡単に手放すなかれ!
「何?世間ではそうやるのが一般的だ?うるせー、俺には俺の家族の流儀があるんだよ!」
と言い切れる奴は頼もしい。
頑固一徹!
それでいいと思う。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI