やんなっちゃうぜ、この雨。
八王子某所、ベースパック調整相番。
鉄骨柱をのせて締めるアンカーボルトの位置を、設計どおりに調整する、鍛冶屋との相番作業である。
鍛冶屋次第で仕事の進み方がまるで違う。
テキパキと、適所にターンバックルを固定する鍛冶屋もいれば、
やたら仕事が遅い鍛冶屋もいる。
我社の社員であれば、喝も入れられるが、さすがに違う業者に喝を入れるわけにはいかん(苦笑)
いかに怒声を上げずに、他業種との作業を進めるか?
これが相番作業の重要な部分なのだ。
もちろん、精度が第一なのは言うまでもない‼️
本日の鍛冶屋さんは当たりである。
名前は知らぬが、顔は見た事がある。
何度かいっしょに仕事した事がある印象だ。
早い!
阿吽の呼吸で、仕事が進んでいく。
こんな阿吽の呼吸で、他業種との相番作業が進んでいく事も、仕事の面白さの一つ。
ある特定の作業のために組んだチーム。
名も知らぬ同士だが、仕事を進めていくうちに、信頼感が生まれる過程は、仕事の醍醐味だよな。
人間がいないとダメなのだ。
俺は自然が好きだが、無人島に住みたいわけではない。
誰もいないところ、社会や街から隔絶された空間に住みたいわけでもない
人の生活の息吹を感じていたいのだ。
ドライブで山へ行く。
が、何処までも奥地へ進むわけではない。
里山、山の麓の集落の中の生活道路をゆっくり走りたいのだ。
孫を連れたおじいちゃん、
祭りの準備をする地域の大人たち、
夕焼けに染まる子どもたちの集団、
歩道で立ち話をするお婆さんたち。
ワサワサと忙しない人間の集まる場所を好んでいるわけではない。
人恋しくなる距離感で感じる人間の息吹を感じたいのだ。
人間の生活の息吹を感じて、俺は充電される。
本日の朝日新聞朝刊オピニオン欄
「コロナ世代」の将来は
精神科医の斎藤環氏の話に強い共感を感じた。
曰く、
日本の学校は、知識を学ぶだけでなく、道徳心や社会性を身につけたり、恋愛したり、思春期の大半の経験が集約された現場になっている。
思春期や青年期の共有体験は重要であり、コロナ禍で生活が単調になり、コロナ禍の記憶が空白になる可能性がある。
その空白を共有する世代となる。
という。
適格に、俺が思っている事を言葉にして述べられている。
そう、若い彼らからコロナを理由に、様々な体験機会を奪ってはいけない。
俺自身、様々な事を思春期、青年期に経験してきた。
自分の人間性を成長させる中で、この経験がとても大きな、しかも強い自信になるのだ。
戦争はよくないが、戦時でさえ、世代別の強い共有体験がある。
疎開や戦争に対する強い印象である。
それを肴に語れるのは、幸せな事なのだ。
ガキの頃、ジンを飲んで酔っぱらってドブに落ちたとか、
女と寝た時にどうした、
先輩に呼び出されて、ヤキ入れられそうになったとか。
共有体験をしたもの同士が集まり、派をなす。
共有体験こそ、人間の社会性の礎となるものだ。
若者よ、マスクをして学校へ行こう!
大切なこの時期を無駄にする事なかれ。
思春期・青年期にあらゆる経験をしておけば、カッコイイ大人になれるのだ‼️
密にならねば出来ない事もある。
コロナの感染リスクに気をつけながら、若者は若者らしく冒険せよ!
そして、それを見守り、いざとなったら助けてあげるのが、真の大人の役割だよね。
昨日の警察とヤクザと右翼の話じゃないが、彼らが皆大人だったから、丸く収まった話なんだよね。
懐の深さ、器量、そういったものが、大人には泣ければいけないわけだよ。
そして、そんな大人になれるのは、ガキの頃、たくさん冒険をして、様々な成功体験も、痛い思いもした者だけなんだよな。
それは世代間の共感ではない。
世代を超えた、冒険者としての共感!
こうして、幾重にも張り巡らされた共感の糸で紡がれた力が、人道を外れた邪道を抑える力になる。
正道を後押しする強い力になるんだぜ‼️
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI