アフガニスタンが燃えている。
先日、ニュースで見たタリバンとアフガン政府軍の勢力図は、タリバン一色ではなかった。
しかし、ほんの数日でタリバンは首都に侵攻。
あっという間の出来事であったが、この日のために20年もの間、山間部、農村部に潜伏し、力をつけてきたタリバンという組織は、強いはずである。
長いスパンで戦略を練る事が出来る組織は強い!
タリバンの善悪は置いておき、組織の在り方、国盗り合戦という視点からタリバンを考えてみたい。
内戦のすえ、国をひっくり返す。
タリバンと明治新政府を重ねてみる。
長州藩は、幕府軍から見れば尊皇攘夷のテロリスト集団。
それが、土佐と結び、薩摩と結び、幕府軍を破り、新体制を築いた。
この長州藩側にイギリスは肩入れするが、歴史を見れば、長州藩だけでなし得た維新ではない。
外国勢力の肩入れは、ゆくゆくは商売相手として食い込むために投資をしたという事。
タリバンにはパキスタンが相当な肩入れをしていた、とネットで見た。
タリバンにアフガニスタンを獲らせ、パキスタンの意のままにアフガニスタンを操縦する思惑があったようだ。
中国、ロシアは今日時点で、タリバンへの理解を示しているが、すでに先月28日、中国の王毅外相はタリバン幹部を中国に招き会談を開いている。
中国はね、イヤラシイほどしたたかだ。
内戦でズタズタになった国土を、中国資本が修復していく。
ロシアもそれに乗っかる。
西欧諸国はアフガニスタン政府を支持するしか出来ず、こうして見事にひっくり返されると、手も足も出ないのだ。
誰がより強いのか?
誰がよりしたたかなのか?
パキスタンはタリバンに肩入れし、国はタリバンのものとなったが、果たしてパキスタンの思惑どおり、タリバンが行動するのか?
中国、ロシアはタリバンを容認するようだが、中国、ロシアの思惑どおり、アフガニスタンに影響力を行使出来るのか?
タリバンというテロリスト集団が、再びアフガニスタンという国の舵取りをするわけだが、今回は他国の影響力をどう捌くのか?
国際社会は、タリバン政権を認めるのか、否か?
アフガニスタンが燃えている。
追伸
中村哲氏が生きていたら、この自体をどう思い、どう行動したのだろうか?
タリバンは農村部の支持を得て、やがて各地の州都を包囲し陥落させてきた。
中村哲氏は農村部で灌漑施設を整備していたが、感じるものは大きかっただろうと思う。
郷に入っては郷に従え。
西欧民主主義が必ずしも中東では正しいとはいえない。
その地域ならではの統治方法がある。
そして軟弱な政権ほど統治者は権力にしがみつく。
今朝の朝日新聞朝刊によれば、現に、ガニ大統領は、アメリカに何度もタリバンを加えた連立政権で国家を統治する事を進言されたが、権力の座を手放すのを頑なに拒んだという。
これってさ、民主党政権の菅さんみたいで、ホントみっともない。
ガニ大統領は国外逃亡した時、大金を持ち出したという話もある。
まったく、この軟弱なる権力にしがみつく統治者のために命を落とした国民は切ないよ。
善悪は置いておけば、元より民族、言語が入り乱れる地域を学者出身者を統治者にし、傀儡政権を作ったアメリカや、自国民による治安維持強化をしてこなかったガニ大統領は統治者としては失格だ。
日本もそうだけどさ、統治者には、一国を統治する緊張感、覚悟をしっかり持ってもらいたいものだ。
軟弱な政権になればなるほど、治安が崩壊し、国民を痛めつける事を知るべし。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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