怒濤の週末を駆け抜け、本日月曜日。
日常の平穏に我が身を置くと、この対比に笑ってしまう。
空気感、
周りの人々、
場所、
全てがバランスよく分かれた感じが、俺の歩んでいる道そのものだな、と思うのだ。
バンド、弾き語り、仕事、家族
全て大切であるが、どれを真っ先に選んできたのか、と言えば、俺はバンドなのだ。
何せ、我が世帯を持つよりも早く、バンドを始めているからである。
娘が生まれてからも、数えるほどしかお風呂に入れていないし、おしめも替えていない。
父親としては失格の、ダメなオヤジなのだ。
だからこそ、バンドには死ぬほど厳しくなる(苦笑)
真剣にやらねば道が拓けない事はわかっているので、少なくとも真剣にやってきた。
今ももちろんそうであるが、今はよりシンプルで、キャッチーな事を注入する事に力を入れている。
ハードコアに演歌を!
ハードコアにソウルを!
ハードコアに歌謡曲を!
こうなるまでには、轟音の時期を通り過ぎている。
だが、今は轟音は必要としていない。
バランスが大切な事を、バンドをやりながら学んできたからである。
突破する気がなければ突破出来ない。
たとえ、俺が10人分行動し、メッセージを発しても、皆を巻き込んでいかなければ、一番弱いところでボロが出る。
戦いの常套である。
今、ギロチンテラーはビルドアップしている。
以前にも増して。
もし何かがあって電気がなけりゃアコースティックでもいいと思っている。
それで激しいメッセージが伝わればいい。
爆音に頼らない強さ
爆音に頼らないロックンロール
ここで言う爆音とは、ギロチンテラー流の爆音であり、皆をつんざくほどの、過去のギロチンテラーの爆音である。
今はそんなものさえ、必要としていない。
確固たる真髄があるのであれば、爆音を出さずとも気持ちよく踊れるのだ。
大阪ではそんなギロチンテラーを見てもらった。
そして、昨日の弾き語りでは、そんな俺の歌を見てもらった。
一人で上等!
そんな奴が集まったバンドはストロングでタフ!
俺はそれを目指している。
ゆえに、昨夜の俺の弾き語りは、いつもの、例えば【男塾】の吼流魅KURUMIであり、ハードコアと演歌、歌謡曲、ソウルミュージックを感じてもらえた、と自負している。
一人で喧嘩上等なんてさ、男らしくてたまんねぇよ!
俺が弾き語りに惹かれるのは、そんなアウトローのような気概であり、ならず者の軍歌にして子守唄なのだ。
新曲を見切り発車であるが、やらせてもらった。
タイトルは『(仮称)男気上等』であったが、本日『羅武暴流義威貳ランボルギーニ』と決めた。
なぜランボルギーニなのか?
歌詞を読んでもらえればわかると思うが、まだ完成とまではいかないので、発表は出来ない。
近日中に弾き語りで披露する予定だ。
この『羅武暴流義威貳』は、歌詞の大半を、大阪帰りの機材車の後部座席で寝ながら考えたもの。
サビを活かすBメロは、おそらくギロチンテラー、そして俺の作詞作曲した曲の中では一番かもしれない。
だから余計歌詞に慎重になるのだが、昨日亀有に向け出発する車中で運転しながらも考えて煮詰めた。
少し早く着いた駐車場でもしばらくペンを持って考え、見切り発車ではあったが新曲として人様に披露した。
ありがたい事に、初見の打ち上げでこの曲を褒めてもらったので、おそらく弾き語りの、そしてギロチンテラーの新たな骨格として加わる曲になるだろう。
俺は今、この『羅武暴流義威貳ランボルギーニ』に夢中だ!
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI