朝から雨が降る東京🌁☔🌁
植物は喜び、水量の少ない川の生物にも恵みの雨かもしれないな。
遠く山中に降った雨が、深く深く地中に沁みていく。
自然の石や土に濾過され、長い時間をかけて再び地表に現れる頃には、生命の源たる水が出来上がる。
そんな水が、川を潤し、大海に出て、南方の海で雲となり、また地表に雨を降らす。
この絶妙な自然のサイクルのおかげで俺たちは生きている事を考えると、身体を濡らすこの雨さえ愛おしい。
災害が起きるほど降っては困るが、水は大切なのだ。
水と言えば、最近強炭酸水をたまに飲む。
美味いとは思わないが、ただの水が炭酸で味があるように感じられるのだ。
勢いよく飲み過ぎると、
ブヘッ
と、噴き出しそうになる(笑)
あれさ、レストランとかで知らずにグビッといったら噴き出しちゃうよね?(笑)
大惨事だよな!ギャハハ(笑)
さて、『燃えよ剣』である。
あれこれ浮気しながら読んでいるため、なんとまだ1巻を読み終えていない(苦笑)
しかも、細かい雰囲気を忘れかけていたため、少し戻って再び読んでいる次第。
その『燃えよ剣』に、江戸時代末期に蔓延した麻疹(はしか)とコレラが出てくる。
この状況が、まさに今の日本のようなのだ、ら
感染を恐れ、人々は戸を閉めっぱなし。
商売など出来る状態ではない。
天然理心流の近藤道場でも、閑古鳥が鳴くありさま。
多くの食客を食べさせているが、ついにこの米びつが空になったら、何とかしなきゃいかん、と追い詰められる。
互いに殺し合いの喧嘩をした八王子の比留間道場の破落戸は京に上がったという。
そこへ、攘夷のテロが吹き荒ぶ荒れた京都で、攘夷のテロリストを斬る幕府肝いりの浪士隊結成の話を聞きつけ、近藤勇、土方歳三以下、近藤道場の者たちは、浪士隊に入隊すべく、京に向かうんだよね。
きっかけは長崎の出島から始まった感染症。
それがあっという間に広がり、近藤勇たちは商売あがったりとなり、浪士隊に入隊する。
人生は波瀾万丈だけど、何がどうなるかわからないもの。
ましてや、疫病蔓延の最中に、人生の転機、しかも歴史に名を連ねる働きをする事になるとは、誰にもわからなかった事。
近藤勇も土方歳三も、命は大切にしていたが、自分の生き様を貫けるなら、死んでも惜しくはないと思っていた。
不思議な事に、あちこちで死人が出る中で、近藤道場の者たちは、誰一人疫病にかからなかったため、逆に近所の人々には気味悪がられた、という(苦笑)
疫病の蔓延は仕方がない。
だが、自分の人生は自分で生きよ!
『燃えよ剣』で、この疫病についての記述は、ほんの少しだけ。
司馬遼太郎にとっては、疫病蔓延も人生の中での一つのターニングポイントぐらいに捉えていて、大切なのはどう生きるかである!と言いたかったんじゃないか?と感じとれるのだ。
今の俺たちはどうだ?
命が惜しくば、外に出なければいい。
だが、時は止まってくれないんだぜ。
身体も心も、1秒、1分と寿命に向かって進んでいるんだよ。
これは、神でも止められないのだ。
この進みゆく1秒、1分を無駄にはしたくない。
俺はそう思っている。
夢をかなえるには、止まってばかりはいられない。
行動、行動、また行動!と、この感染蔓延の中、自分の生を真っ当せん、としている。
人生の最期、振り返った時に、
コロナのせいで好きな事ができなかった!
とは、決して思いたくはない。
荒ぶる血、荒ぶる魂、漲るパワーが、俺を突き動かす。
前へ進もう。
コロナ禍であり、緊急事態宣言下でもあるが、それを理由に夢を手放すなんて。
お上に頼るのではなく、人生は自分で切り拓くもの。
これを肝に銘じるべし。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI