スマホのアラームを解除して寝る日曜の朝。
何か武将の夢を見たような見なかったような(苦笑)
男らしさの極致にサムライや軍人がいると思っているが、もちろんそれだけでは男らしさは計れない。
NHKのドラマ『ノースライト』
西島秀俊主演の、男気溢れるドラマであった。
男気溢れるから、喧嘩や暴力がVシネマのように画面を支配するかと言えばそうではない。
喧嘩や暴力などを超越した、いや人間最大の出来事である、死、は出てくるが。
見た目爽やかで、カミさんが出て行ってしまった男が、これでもか、というほどの男気を魅せるのだ。
内容については書かないが、
これだよな、男らしさっていうのは。
一歩も二歩も譲る男。
男気の見せ場!というよりも、人間らしい温かさの極み。
だが、カミさんは出て行ってしまう。
女にはわからない男の中の男!という心があるのかもしれないな。
この仕事、この職業、この会社、この人、俺ならこのバンド、もあるだろう。
そんなもののために、一度しかない人生を賭けるのだ。
思えば男は仕事に生きてきた。
過去形なのは、今、そんな男の実直さ、儚さが世の中から駆逐されつつあるから。
24時間戦えますか?
あぁ、好きなモノのためなら、いくらでも戦えるぜ!
だが、今の世の中は、そんな事よりも大切なものがある、と言わんばかりの弱々しい社会である。
俺がちょくちょくブログに書いている新曲『俠気ノ風』は、覇王を目指す成り上がり者の歌である。
むしろ売りから蜀初代皇帝になった劉備玄徳、
劉備玄徳のライバル、曹操孟徳、
そのはるか昔、劉家による王朝、漢王朝を創業した劉邦、
日本に目をやれば、鎌倉幕府を作り、日本最初の武家による政治を初めたサムライの源流部であり、革命家でもあった源頼朝。
そんな、俺の大好きな英雄も、歌詞には重ねている。
海音寺潮五郎『武将列伝』によれば、
武士の起源は、坂東武士にあり!
坂東武士とは源氏配下の武士たちである。
坂東武士の荒っぽさは凄まじかったようだが、元は土着の自警団的なもの。
戦闘に次ぐ戦闘により、メキメキと戦闘能力を上げ、日本に武家社会という極めて男っぽい社会を作り出したのだ。
社会の困窮をないがしろに、宮中の権謀術数と、爛れ堕落した華美な生活の貴族から、男らしさが権力を奪い取った瞬間なのだ。
源頼朝
成り上がりではない。
血筋は清和源氏、名門の血筋である。
だが、貴族的なものを良しとせず、荒ぶる武士を束ね、奥羽平泉を平定し、日本という形を作ったのも源頼朝である。
源頼朝にガキの頃から憧れていた。
海音寺潮五郎は『武将列伝』で、サムライの起源をこう書いている。
「摩擦と闘争が不断に繰り返され~命知らずの勇敢な人物が多数あらわれ~男をみがく気風が生じたように~男性的気概を無上のものとする武者気質が生じた」
日々闘いである。
仕事も、人生も。
その気概を失った時、弱きに向かう陰惨なる暴力を誰も止められなくなるだろう。
俠気
それは、平穏なる時の防人なのだ。
男よ、男性的気概を無上のものとする武者気質を持つ者よ。
我らの時代を築きあげよ。
作業着を鎧、
道具を刀とし、思う存分人生を駆け巡るべし!
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI