しまった!
庭に折り畳みの椅子を出しっ放しだった。
軽く濡れた椅子を畳み、しまう事も出来ずに、雨がかろうじて当たらないであろう場所に立てかけた朝。
まだまだ寝ていたい、小雨が降る日だが、気分はイイ!
昨夜はスタジオでは全力で歌いまくり、一服では馬鹿な話で笑いまくる。
この毎週のスタジオが、俺の健康の源だったりしてね😁
今朝の朝日新聞朝刊。
最近、文化文芸面の語る、という連載のインタビューが面白い。
本日は角川春樹の3回目。
俺の角川春樹のイメージはバブルそのもの。
角川映画を派手に宣伝し、商業主義にまみれ、しかも角川書店のお坊ちゃまというイメージは、若い俺には敵にしか見えなかったね(苦笑)
しかし、今、この敵に見えた人のインタビューを読みたくなる何かがあるんだよな。
社長としての矜持なのか?
あるいは、バブル期とはいえ、文化的にはまだ遅れているように感じていた大衆映画を作り続けた事に対する敬意なのか?
お坊ちゃんでいながら、破天荒で、一時代を築く、なんて言ってもね、所詮お坊ちゃまじゃねぇか、ダセェな!
と、今でも思うけどさ、本宮ひろ志の漫画なんかは、こんな生い立ちの主人公だったりするし、
俺のバイブルでもある池上遼一『男組』の、主人公流全次郞のライバル神竜剛次は、完全にお坊ちゃまだ。
世の中には苦労した成り上がりのヒーローだけじゃなく、お坊ちゃまのヒーローもいるんだよな。
そう考えるとさ、金持ちだからどうだとかっていうのは、なんかあさましい考えであり、貧乏だから清貧かというとそうでもないし、金持ちだからイヤな奴、なんて簡単には分けられないよな。
伊達政宗も前田慶治も武田信玄も上杉謙信もお坊ちゃんだからな。
だから、余計、そんな恵まれた条件に生まれてはいない者は、我武者羅に頑張らなくてはならない!と思うんだよ。
一昨日の『新・座頭市』
財津一郎が素晴らしかった!
會津の名門家系、跡取り欲しさに婿を迎えるが、なかなか子供が生まれない。
ようやく子が生まれ、その赤ん坊と旅をして會津に向かう。
この婿役を財津一郎が演じたんだけど、泣けたねぇ。
なぜ赤ん坊と旅をしているのかは、声が聞き取れなくて判らなかったんだけど、婿養子のつらさは分かる。
名門家系は、赤ん坊だけ欲しいわけ。
そこで、財津一郎が赤ん坊に真剣に向き合い、お坊ちゃまとして生きるか?
財津一郎と生きていくか?
赤ん坊はよちよち歩きで、豪華な着物を通り過ぎ、財津一郎に向かっていくんだよな。
その時の財津一郎の演技が泣けたねぇ。
真っ直ぐ生きる男はいつの時代も逆風を行く。
逆風だろうが、孤軍奮闘だろうが、それで諦めたりするかは、本人次第だからな。
俺は成り上がりたいのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI