青雲の志にも灰色は必要だ
雲が浮かぶが晴れている東京。
日曜の朝、爽やかな朝である。
テレビでは、国民にクーポン券を配布する経費として900億円かかる事に対し、批判の声が上がっているという。
900億円もかかるなら、その分を現金給付に、という嘆きはわかる。
ただね、900億円という大金が、中小企業に仕事をもたらすならば、それは間違いないではない。
国民に給付するならば、その効果を表向きだけでなく、様々な波及効果を金額にしてシミュレーションして欲しいね。
それを国民に説明すれば、文句を言う人も減るよね。
政権に関して世論がざわつく件はまだある。
岸田総理が、内閣官房参与に石原伸晃を任命した件。
昨日、アカオ君のコメントに対する返事として書いた事なんだけどね。
石原伸晃は岸田総理を支援してくれた友だという。
選挙で落選した友を救済する。
俺はね、総理大臣が公私を混同するのは良くないという思いもあるが、それ以上に、友を思う気持ちが強いならば、それもありだと思っている。
はっきり言えばいいんだよ、岸田総理が。
「友人というのは大切なものです。選挙で落選した友を助けたい思いで任命した。
彼は有能であるから、必ず国民のための仕事をしてくれるはず。自分を信じて下さい!」と。
情緒的過ぎると思うかもしれない。
どの程度の友人関係なのかもわからないけどさ、
世間を敵にまわしてもいいくらいの、
自分の人生を棒に振ってもいいくらいの、
そんな友人がいるのは幸せな事だし、その人がいかに信頼出来る人かのバロメーターでもあるんじゃないかな。
友人を大切にする人は、同じように友人に大切にされるもの。
俺の生涯の愛読書『水滸伝』
花和尚魯智深と林冲の友情。
『三国志』
劉備玄徳と関羽、張飛の義兄弟の友情。
これはね、男にとっては至上のロマン。
友情というのは、究極の男らしさなんだよな。
自分がもし岸田総理の立場にいて、友情と言えるものがある友が困っていたら?
世論を敵にまわし、自分の半生を困難なものにしても手を差し伸べる事が出来る人間。
これってさ、男らしい事なんじゃねぇの。
きっと、こんな世論の中で仕事をする石原伸晃は大変だと思う。
岸田総理の友情にお返しするならば、辞退するか、命がけで仕事するか、どちらか。
もし、批判を乗り越え耐えたならば、このどちらになっても、岸田総理にとってはマイナスにはならないんじゃないか。
情緒的の対極にある、政治的な見方をしてみても、これは極めてな冷徹なる政治的な任命なのだ。
友情っていうものを大切にする人と、そうじゃない人。
結局、政治にしても何にしても、最後は人間力!
ならば友情を大切にする人物を選ぶね、俺ならば。
追伸
安倍晋三の森友問題も以前書いたが、はっきり安倍さんも言えばよかったんだよ。
「親友を助けたかった思いはたしかにあった!」と。
その上で公平に判断したものである、と。
友情と癒着とは本来矛盾しない。
本人同士にしかわからぬ友情もあろう。
それを想像するのも、必要な事なんじゃないかな。
人間には割り切れぬ部分もあるから、面白いし、世の中はうまくまわっているのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
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