国家の歴史は闘争の歴史なのだ
「蜩の声ってどんなやつ?」
夕飯の食卓で娘に聞く。
「カラカラいう鳴き声。ミンミンゼミやアブラゼミに比べて落ち着いていて好き」
ミンミンゼミやアブラゼミはガキの頃からたくさん見てきたが、ひぐらしには縁のない夏を50年以上過ごしてきた(苦笑)
「ほら、これ」
スマホを俺の方に向けると、カラカラという良く聞いた鳴き声が聞こえてきた。
「なんだ、この声蜩だったの?知らなかった!」
パパ、そんな事も知らないの?といった表情である。
たしかに蜩の鳴き声は、より情緒があるし、夏の終わりを連想させる。
アフガニスタンから目が離せない。
人道的な救済を願うとともに、この革命を歴史に重ねて見、これからのアフガニスタン、そして日本を想像し、日本は、俺はどうすべきかを考えてみるのだ。
ガニ政権で第一副大統領だった人が唯一タリバンに制圧されていないアフガニスタン北東部に移動し、同州に避難した軍兵士や地元軍閥と武装闘争の準備をしているという。
憲法上は、大統領が不在となった場合、第一副大統領が暫定大統領になるとのこと。
これを旗印に闘おうというのだ。
薩長が勢力を伸ばす中、徳川慶喜、松平容保は京を脱出。
慶喜の号令を待っていた新選組や会津のサムライは、はしごを外されてしまう。
この悲劇、俺は慶喜がいくら有能と言われても承知しない。
自分を旗印に決起してくれた者たちを置き去りにして逃げるとは、上に立つ者はやってはいけないのだ。
西南戦争で西郷隆盛は担がれ、戦うが、心中はあまり乗り気ではなかったとされる。
自分を慕う者を説得出来ないとなれば、ともに命を捨てようと思う。
それが西郷隆盛がいまだに日本人のヒーローであり、リーダーとして高く評価される部分の一つなのだ。
松平容保に関しては、会津の仲間たちはどう思っているのだろう?
会津のサムライ、そして白虎隊を思うに、松平容保もまた徳川慶喜と同じに思えてしまうのだが、それは会津の人々に失礼な事かもしれん。
敵前逃亡したガニ大統領は、徳川慶喜と同じ事を言っている。
「これ以上の内戦を防ぐため」
これはね、言い訳だよ。
たしかに血を流したくない気持ちもあったのだろうが、決起した兵士、サムライたちは、憂国、忠義の情で決起したゆえ、その気持ちを簡単に収めるわけにはいかないんだよね。
それよりも、ともに戦ってくれるリーダーを選ぶ。
サーレ氏はツイッターで暫定大統領に就任した、と宣言。
アメリカ軍が撤退した今、大国の軍事力の空白に、どんな事が起きるのか?
俺たちは、心を痛めながらも、アフガニスタンで起きる動乱に学び、教訓を得て、我が国の行く末を考えるべきだ。
それが流された血の鎮魂になるのではないかと思うのだ。
追伸
朝日新聞によると、中国外相はトルコ外相、パキスタン外相と電話協議、アフガニスタン周辺国と外交を活発化させているという。
日本は中国には経済で敵わなくなっている。
せめて中国以上に汗をかかなければ、アフガニスタンにおいて、何の影響力もなくなってしまう。
機を見るに敏
外務省のエリート諸君、頼んだぜ!
敵はコロナだけではない。
世界は常に動いているのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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