建設業は男の仕事場だ
9月21日(木)【俺の独り言】
「建設業は男の仕事場だ」
はっきりしない天気だぜ、東京☁
爽やかな秋晴れの日を待つ男あり。
鉄骨梁が落下して死傷者が出た事故。
鉄骨歪み直し相番などの鉄骨現場での仕事も良くあるだけに、原因を考えてみるが、疑問だらけだな。
取り付ける梁に親綱を張ってハーネスのフックを掛けても、その梁ごと落下するのでは意味がない。
二度と同じ事がないようにするならば、柱にスタンションを立て、そこに親綱を張って、梁が落ちても、人間は親綱で助かる、というくらいしかないかな。
これが外れたら?
常にそんな事を考えていないといけないし、施工管理者や職長はより確実な労災の対策をしなきゃいけないよな。
かといって、現場のイロハを知らぬ役人に任せたら、ますます仕事はやりづらくなるし。
プロならば品質とスピードを求められるから、安全を考える余裕は馴れとともに薄れていくのも事実。
先日書いたかもしれないが、うちの社員に喝を入れた事があったんだ。
それこそ、小さな現場中に響く声でね。
鉄骨作業中の事。
俺たちがキャンティ梁の位置を計測、指示し、鳶がボルトを締めて固定するという作業。
鳶が一人しかいなくて、固定を鳶が足で、インパクトで本締めをうちの社員がやってたんだよ。
音で分かったんだけどさ、なんとなく素人が締めてるってわかる感じだったんだ。
俺はまるで吼えるように叫んで、
てめぇ、何やってんだよ!
降りてこい!
鳶といっしょに社員が降りてきた。
制裁を加えた、ハッキリさせるために。
もし、落ちたらどうするんだ?
(フルハーネスは着用し、フックもしっかりかけていたが)
もし、インパクトを落としたらどうするんだ?
と。
鳶にも言ったね。
あんたプロならさ、あんなやり方すんなよ!
もう帰っちまおうと思ったけど、キャンティの本締めをしないと鉄骨階段がつかないわけ。
俺たちが計測しないと工程が大幅にズレてきちゃうから、腹立たしくも付き合ったんだよな(苦笑)
所長はその場にいたけど、帰ってもやむ無し、という顔をして俺を見てた。
型枠大工のメキシカン風色黒親父は、目をまん丸くして俺を見てやがったぜ(笑)
とにかく、危ない作業には緊張感が必要だし、馴れ合いなんぞもってのほか。
実はその後、3階からその鳶がインパクトを落としてね。
下に誰もいなかったから良かったけど。
社員には痛い思いをさせたけど、そうやらなきゃ伝わらない事もある。
安全ってさ、言葉だけじゃどうにも伝わらないよな。
自分で怖い目、危ない目、痛い目に遭って初めて本気で取り組むもの。
俺は経営者として、社員を安全に家に帰す義務がある。
そいつが不安全行動をしたら、制裁を加えてでもね。
社員にも徹底させている。
もし、ゼネコンから無理な仕事、無謀な仕事、危険な仕事を要求されたら、断るように!と。
社長に電話して許可を得て下さい!と言うように、と。
事故ってさ、誰かはその予兆を感じていると俺は思っている。
ああ、この現場、ずさんだし、散らかっているし、安全に対する考え方も徹底してないな、と思ったら、自分で安全を確保しなきゃならないわけだよね。
常に危険と隣合せ。
それが俺たちの仕事場なんだよな。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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墜落転落災害は、建設業の労働災害で圧倒的だし、致死率も高い。
今朝の朝日新聞朝刊によると、ワイヤーを外したら梁が落下したらしい。
仮ボルトというのを建方では使うけど、仮ボルトの本数が足りてなかったのかな。
いずれにしろ、こんな事故がおきないように、原因は建設業界すべてに周知されるべきだな。
建設業で労働する同志諸氏よ、
今一度身の周りを点検し、無事に一日を終えよう。
どんな現場にも落とし穴はある。
気を引き締めるべし。
今日も一日ご安全に❗
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