「サンセット見えそうじゃな~い!」
オッパイ丸出し(嘘)の女が叫ぶ。
仲間の車を俺の車の横に縦列で停めたいようだった。
「ここ空いてるよ」
オッパイ丸出し(嘘)の女が叫ぶ。
仲間の車は俺の顔を見ると気まずそうにしている。
俺はその破廉恥な女に言った。
「ここは停めらんねぇよ!トラックが曲がれなくなるから」
「……。」
「真っ直ぐ進んで、施設の柵沿いに停めたら」
「…はい。」
10tダンプがズラリとならぶ運送会社の敷地の近く。
この運送会社の人々は文句の一つもいいたいだろうが、俺の知る限りもめているのは見た事はない。
ダンプの出入りに邪魔になってはいかんのだ。
遊びの奴が、仕事をしている者を邪魔するなど言語道断である!
完全に秋川警備隊化してる、俺(笑)
見知らぬ3台の車を交通整理し、いつもの駐車場は綺麗に満車。
残りの車は、この先の土手に路駐を促す。
コインパーキングを作る土地と費用があれば、あきる野市はやりゃいいのにな。
見積もりしないとわからないが、元は取れるんじゃねぇかな。
俺が誘導した車は野田、練馬など。
みんな自然に触れたい気持ちがわかるから、来るな!なんて言わない。
俺の故郷は温泉街だから、よそから人が来る。
それはそれでいい。
夜の女を求めて来る者も多いから、風紀も乱れる。
知らねぇ土地だから、普段見せない荒れた人間性を女に見せるダセェ男もいるだろう。
だがな、そこなんだよな、カッコイイかカッコ悪ぃかは。
そこが分岐点だと思う。
ガキの頃ならば、こういう軽~い女に茶々入れて、バーベキューなんかやって、あわよくば!(笑)などとよからぬ事を考えただろうな(笑)
まあ、男が一人いたけど、関係ねぇから。
そんな男をバラガキというらしい。
まあ、バラガキだよね、俺も。
今は大人になり、
ガキどもがちゃんと遊べるように鬼の采配を!
それが大人の役割だよな。
と考える人間になったけどさ。
男は瞬時にバラガキに戻る事が出来るんだぜ。
俺は静かに本を読む。
なかなか進まぬ『燃えよ剣』に、ついにアイスコーヒーをこぼしてしまった(涙)
本の中に生きている近藤勇、土方歳三、も苦笑いしているだろうな。
そして、土方歳三、バラガキのトシが俺につぶやく。
「ダセェ奴らは、やっちまえよ!」と。
「調子づいた女、俺ならやっちまうぜ!」と。
ムフフ、面白い。
『燃えよ剣』を読んだ事あるならわかるだろう。
心に日本刀ある限り、強く逞しき男の道とは何なのかを教えてくれるのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
本日、東村山市の某施設にて、改修工事の墨出し。
施設の決まりで9時からじゃないと入場出来ないのだ。
風が吹く現場施設内に仕事車エブリィを停め、アイドリングはせず待機。
ハッチを開け、ドアを4枚とも開け、
蚊取り線香に火を点け、シートを倒し、
社員のMと馬鹿な話をしながら始業を待つ。
わりと好きな時間である。