7時半出発。
外は小雨が降るが、遠く南の空は明るい。
八王子の現場にて日曜出勤。
捨てコン上墨出しである。
現場近くのセブンイレブンで最近お気に入りのペスカトーレスパゲッティを買って、現場へ。
手もとはM。
社長秘書でもある(^^)
いつもの馬鹿話をしながら、現場へ向かう。
いつも終わりじまいの時、手もとのMは言う。
「社長と中田商店行った時は〇〇でしたね。
お台場に行った時は、冬でしたよね。柴又も久々に行きたいですねェ」
「中田商店の帰りに食べた海鮮のバイキング、あれまた食いてぇな」
「いいですねェ」
と、俺と仕事帰りに道草を食ったあれやこれやを語り出すのだった(笑)
だが、仕事はみっちり詰まっている。
すでに別の社員が仕事をしている次なる現場へ連れて行き、俺は書類作成へ、手もとはその現場で5時まで働くのだった。
きょうは日曜日。
しかも現場は八王子で終わりじまい。
この感じ、最高なのだ!
道草の話を手もとがする。
そうか、そうだな。
気持ちはわかるし、そんな風に思う社員が俺には財産なのだ。
所長が来るまでゆっくり朝メシを食おうとしたら、どうも現場の様子がおかしい。
根伐りしていないのである。
確認のため所長に電話したら、やはり一週間違っていた(苦笑)
お互い日にちの確認に気をつけましょう、
と話して電話を切る。
せっかく来たが現場がこれじゃ仕方ない。
「オメェよ、COCOSの朝食バイキング行った事ある?」
「いや、ないですね」
「そうか、じゃあ連れてってやるよ、腹減ったけど、さっき買った朝メシは昼食べな!」
甲州街道沿いのCOCOSへ。
まだ8時半であるが、家族連れが多い。
しかも、子供がまだ幼児の、若い家族連れが多いのだ。
茶髪を上げて、おダンゴにし、ダボッとしたTシャツ(見ようによっては短いワンピースみたい)をきたヤンママ、トっぽいパパは、短パンに白いTシャツ。
子供たちは、嬉しそうだ。
そんな若い家族連れに交じり、俺たち作業服を着た男二人連れも、朝食バイキングで優雅なブレックファーストを楽しむ。
スクランブルエッグとブロッコリーは山盛り(笑)
ジャーマンポテトは人気があるようで少しだけ。
小さなクロワッサン三つにイチゴジャム。
スープはコーンスープ。
ドリンクはアイスコーヒーだ。
いただきます。
俺には、目の前の手もとが、バイキングにはしゃぐ子供たちに重なるのだ。
人生を俺の会社に賭けてくれている責任を感じるが、それ以上にこの社員たちと、いかに城を築いていくかを考えるロマンがはるかに勝っている。
だから、俺も思い切った決断と仕事が出来るのだ。
「社長、ご馳走様でした!」
「おぅ、また来週日曜日頼むぞ!」
我が子と思える社員に囲まれている事に感謝‼️
そしてまた、俺は皆を守る城としての会社をビルドアップすべく、仕事の鬼として、より厳しい男の道を目指すのであった。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI