汗をかき労働する喜び
深夜2時半起床、3時発。
もはや半分夜勤のような、超早出作業。
5時、大田区某所に到着し親墨出し。
の予定が、多摩川土手の道にのろいトラックがいたり何だりして、5時到着。
本日早出親墨出し。
大田区某所と杉並区某所にてダブルヘッダー!(笑)
しかもともに早出親墨出し。
杉並区の現場は子墨までという、調整する時間的余裕がまるでない仕事の重なり方なのだ。
こんな時、孫悟空みたいに、何人か分身を作れたなら?
そんな素敵な夢想をする余裕もなき、カッツカツ、ギリギリの段取りである。
もちろん、ほかの社員は担当現場に段取りしているわけで、後は俺と手もとの社員Mがどれだけシャカリキになってやれるかの問題だ。
一番いい段取りプランAは、早朝3時から杉並区某所の親子墨出しを開始。
2時間で終わらせ、それから1時間で大田区某所へ。
6時からそちらの親墨出し。
という順番なんだが、よりによって、杉並区足場材搬入の時刻が早朝3時から6時!
俺たちがスラブ上で仕事が出来るのは、6時以降になるのだ。
となると、杉並区の現場が最初という流れはなしになる。
となるとプランBへ変更。
まず大田区の現場へ行き、2時間で親墨出し後、1時間で環八を北上し、杉並区の現場で親墨出し。
逆算すると、3時には大田区で親墨出しを開始すれば6時には杉並区の現場で鳶とかち合わずに仕事が出来る。
だが、3時に作業を開始するには、1時には家を出なきゃならん。
さすがにそれは早過ぎ(笑)
プランBの時刻を2時間後ろへズラし、8時ちょうどに鳶とともに作業を始めるプランCへ。
一刻も早く杉並区の現場へ行かねば、鳶の足場せり上げ作業とかち合い、スラブ上は戦場と化すであろう。
血の気の多い者同士がかち合えば、ロクな事はない。
そんな最悪の事も想定しながら、大田区の現場へ。
早朝5時現場着。
よぉし、やるぞ!と気合い入れたはいいが、スラブの構造、そして図面を見て、俺は時間が予定よりも倍近くかかる事をすぐに理解した。
幸い降っていた小雨は上がっている。
しかし、複雑な作りのスラブ上は、簡単に墨を出す事を許さない。
ジリジリ時間は過ぎてゆく。
そして予定どおり2時間で仕事を終わらせて、杉並区某現場へ。
環八を北上。
到着したら、8時半。
鳶は4人。
すでに鳶は足場せり上げを始めている。
しかし、足場材を間配りしてスラブ上がグチャグチャにはなっていない。
整然としているのだ。
そう、俺はすでに7時頃には監督に電話していた。
8時を大幅に過ぎるかもしれないから、スマンがよろしく頼む!と。
墨出し担当の監督は
元気良く「はい!」と答えたものだ。
実は彼にも、今回の足場材搬入は俺に伝えるべきだが、伝え忘れていたというのがある。
が、そこは突っ込まないのが大人というもの。
自分の会社の段取りの都合で遅れる。
それが事実なのだから、それを謝ればいいだけだ。
取引材料として、この監督の落ち度を責める資格はないのである。
たまにそういう人がいる。
何としても優位に立ち続けたい人は、自分の非を認めず、人の非をチクリチクリと突き、常に優位に立とうとするのだ。
俺に言わせりゃ素直に謝れない者は、その時点で人格が劣下している者として、信用すべからざる人となる。
素直に謝れる人こそ、大器であり、豪胆であり、カッコイイのだ。
さて、8時から仕事をはじめ、一服なしで11時半、杉並区某現場作業終了!
ようやく飲んだポカリスエットが馬鹿みたいに美味かった!
大変?
ああ、もちろん大変だ!
だが、たまにこんな骨のある仕事をやると、自分の力の目安になるのだ。
まだまだいけるぜ!
という実感を感じる事がどれほど快感か?(笑)
仕事に生きる者ならば、俺の気持ち、わかってくれるだろう。
The most hardest‼️
常にそれに挑戦し続けていたい。
それがプロフェッショナルの矜持というものだろう。
圧倒的不利な条件に覆われながら、そこを突破する精神と体力。
それさえあれば世の中渡っていけるのだ。
さあ、冷たいミネラルウォーターを浴びるように飲もう。
そしてメシを食おう。
少し塩気の強いモノを食いたいね。
汗をかいて労働出来る体力と気力!
それさえあれば幸せだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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