湿度は高いがわりと過ごしやすい曇りの火曜日。
長野での怒濤の週末から、東京の日常へ。
今週末は『吼えろ』レコーディングという山がある。
すでにミックスダウンまで録り終えた
『旭日ニ糺ス』
『月下ノ桜花』
ともにPVを作り、YouTubeの吼流魅チャンネルにアップする予定だが、まだもう少し時間がかかるかな。
そしてほかの曲はカバー曲も多い。
日本人の魂
これを核にした歌になる。
政治的な事に対しニュートラルでいたいと思う。
主張はもちろんあるのだが、のびのびと天真爛漫なる思想を何かの小さな括りに入れたくはない。
強いて言えば、日本主義という事か!
世界平和を願うが、危機に乗じて日本という国土を虎視眈々と狙う浅ましき民族に対しては、敵意を以て臨む。
そして、そのもとに個々の自由があり、
俺たちは日本人の国であるから、当たり前である。
ワンタンさんのFacebookの投稿に面白いものがあった。
日本のとある右派政治団体にカウンターとしてプラカードを上げる輩。
その文字は、日本人ならば使わない、中国系であろう漢字が使われている。
日本人同士の、日本を良くするための、言論の戦いならば、これは大いにやるべきだ。
ぶつかり合ううちに、日本のための新しい萌芽が芽生えるかもしれん。
しかし、これが日本を危機に陥れるための工作であるとするならば?
断固許してはならぬ!
このグレーゾーンにおいて工作する者に対しては、断固許してはならぬのだ。
池波正太郎の『西郷隆盛』を読んでいる。
西郷隆盛
日本人のヒーローにして、一時は賊扱いされた明治維新の立役者である。
もちろん、俺のヒーローでもある。
その度量、その胆力は、日本の歴史上群を抜いているのではないか?
俺の部屋の本棚の中で、西郷隆盛を熱く取り扱った本ではほかにも『日本の右翼』池田諭著(大和選書)がある。
ここでは西郷は日本右翼の原点であり源流である、という。
そして最近のドラマでは『西郷どん』で親しまれ、
俺の大好きな劇画『男組』では、関東番長連合総長堀田が西郷隆盛のような風貌、言葉使い、存在として描かれている。
そして上野に行けば、西郷さん、西郷さん、と皆に愛される。
日本人の精神性を具現化しながらも、激情の人である西郷隆盛。
日本人の英雄三傑を上げよ、と問われれば、
俺は
聖徳太子
源頼朝
そして西郷隆盛を上げる。
その3人の頂点に大和武尊が位置するのが、俺の日本人のヒーロー像なのだ。
そして、その西郷の周りに、アナーキストの大杉栄や、大逆事件の幸徳秋水がいるのだ。
ちょっとはずれるが、ある本に日本人革命家の系譜というのが書いてあり、
源流が坂本龍馬、中江兆民、そして幸徳秋水という革命家三代の系譜があるという。
そして自由主義者の内村鑑三の『代表的日本人』でも、西郷隆盛は大絶賛されている。
自由主義陣営からも、
愛国主義陣営からも愛される人物。
西郷隆盛という存在のデカさを証明している。
池波正太郎の『西郷隆盛』が面白い。
歴史を振り返る。
国が不安定になった時には、必ず救国の志士が出現する。
悪が蔓延り、正邪が入れ替わりそうなギリギリのところで、とんでもない英傑が現れ、命懸けで日本人の精神を守るのだ。
目を現代に転ずる。
救国の英雄はいない。
いや、各々の心に潜んでいるのだ。
国のために死ねる者を国士と呼ぶ。
自虐史観だと言われてきた戦前戦中の教育だが、今、戦争を知り、皇国史観を注入された俺たちの親の世代が天を仰ぐ。
世の乱れになすすべなき日本人に。
俺のお袋が言っていた。
今の人たちでは戦争には耐えられないだろう、と。
戦う事をやめ、奴隷になるのを選ぶのか?
決死の覚悟で戦うのか?
今の日本があるのは、皆決死の覚悟で戦ってきたからである。
今、この時代だけそれを緩めれば、国の存続は危うくなるだろう。
まずは、誰かの力で生きるのではなく、自らの力で生きよ!
その強き個が、各々の得意な分野で思う存分力を発揮すれば、国も安泰なのだ。
そんな国が個人を守る。
目先の政治的な言葉遊びよりも骨太な生活主義者になろう。
日本を危機に陥れようというボンクラは問題外だが、政治的なスタンスにより、人生の大事な部分を無にするのもまた違う。
まっとうに仕事をし、
まっとうに競争社会で競争し、
授かった生をまっとうする。
正道を生きる者は邪道さえも取り込み、砕き、栄養にする。
本日、東京は晴れ。
世の中は忙しなく動き続けている。
太く生きようじゃないか!
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI