首都圏一円移動自粛
今朝の朝日新聞朝刊一面である。
一昨日夜、小池都知事の今週末外出自粛要請に次いで、
昨日、首都圏の各知事が外出自粛要請を発表。
首都圏全域が外出自粛の圏内となった。
今週末日曜日の『男塾』長野篇を延期させてもらった!
前川エクスプロージョンのカツオ君に尽力していただき、ようやく漕ぎ着けた、『男塾』長野篇第三弾‼️
今回はネオンホール。
初めてのハコ。
雰囲気も弾き語りに合う、趣ある内装。
『男塾』の精鋭を連れて、『男塾』の旗を打ち立てる!
その強い思いのもと、The Venueにて『男塾』を2回やらせていただき、2回とも逸話に尽きない面白き硬派な弾き語りの物語を紡いできた、と自負している。
そして3.11という特別な日を発売日とした『続・男塾』
その『続・男塾』いわゆる男塾二期の精鋭とともに、『男塾』の旗を打ち立てん!としたのが、
今回の『男塾』~『続・男塾』CD発売記念GIG~
だったのだ。
新型コロナウィルスの危険性と、我が道に拘る自我とのせめぎ合い。
これはね、俺だけではなく、すべての企画者、ハコ、演者、皆が直面し、さんざん悩み抜いた事だろう。
俺が出した結論は、延期だった。
外出自粛は今に始まったわけではないが、リスクを一つ一つ剥ぐように除いていかないと、爆発的な感染を招く事になる。
ライブはまたやれる!と考える事で、フルスロットルで走ってきた思いにブレーキをかけた。
泣く泣くブレーキを踏んだのだ。
俺の好きな言葉に、【仁義】、【至誠】がある。
それに則れば、今は一歩下がり、ウィルス感染拡大阻止を第一義となるのだ。
今、緩めてしまえば、感染してもおそらく元気であろう我々が、人に移してしまう恐れがあるのだ。
今、日本は国難に直面している。
俺の自我としてはやるべき事はやった!
ライブハウスという俺たちの居場所にかじりついてでもライブをやるべきだとの思いのもと、ライブもキャンセルせずに、ここまではやった。
ここから先は、臨機応変に対応していくべきだろう。
一昨日の夜。
変な夢を見た。
防波堤のような場所に車を停め、皆と談笑していたが、見る見る水位が上がり、一面海面となってしまった。
岸に戻ろうにもどこが防波堤かわからん。
車を発信させるも、道がわからないのだ。
何とか岸にたどり着いたが、ますます海水は押し寄せてくる。
俺の深層心理を表していると思ったね。
野性のカンを大事にする俺は、予感、預言的なものを感じる時がある。
この夢は、我が道をいこうとするあまり、周りを見ずに突き進む事の危険性を暗示していると感じている。
昨日足踏みさえしねぇ!
歩みを止めねぇ!
と書いた。
今もその思いは変わらない。
仕事も家族を養う事も放棄するわけにはいかないのだ。
ライブをゴリ押しして、誰かを泣かせては、俺の目指す志とはかけ離れてしまう。
ライフワークと言って譲らないバンド活動や弾き語りと、ウィルス感染という公共とをいかに共存させていくのか?
まだ誰も経験した事のない事態に、皆が直面している。
法で規制されるまでもなく、国難を回避し、他人を思いやり、強く生きる公共優先の精神。
実は、これこそがギロチンテラーで言わんとする事。
ライブはやる!必ずいつかリベンジする。
ただし、それが今ではないという結論に至ったのだ。
追伸
先日、仕事帰りに靖国神社に行った時もさ、ずっとそんな事を考えていたんだ。
答えを求めに行ったのかもしれない。
祖父たちは祖国を守るため、自我や自由を犠牲にし、命を捧げた。
ライブを延期するとは、俺にとって断腸の思いだが、命があればまたやり直せるのだ。
ライブが出来なくなった時間、曲を作ろう。
しのぎを削って作った歌を歌おう。
それが俺のライフワークだから。