奥多摩の製材所で漢に出会う
薄い雲から太陽が透けて見える。
杉並区某所にて遣り方。
雨が降ったら、手間は3倍増しになる。
日中、天気がもって欲しい!と願う俺なのだった。
今、10時の一服。
手もとのMをいじりながら缶コーヒーを飲んでいる。
話題は焚き火、メスティンなど。
先日焚き火で使った薪は、すべて秋川の流木。
復旧に邪魔になる流木を切り出し、秋川の河原で焚き火をするための薪として使う。
自然な流れだと思う。
流木を切り出した丸太がいくつかある。
社員が手ノコで切り出した物(苦笑)
それとは別に、そのまま燃やせる、いわゆる薪を買おうと思い、多摩の山の麓をぶらぶらドライブ。
いくつか製材所を覚えているので、直接製材所にアタック!
物は、たくさんの人の手を通過するより、流通の上流に行けば行くほど安くなる。
薪は製材所に行けば一番安いだろう、という目論見である。
一軒目は断られた。
廃棄する木材さえなく、すべてを売るという。
二軒目。
ここも、山から切り出してきた丸々とした丸太が山のように積まれ、加工している。
俺と同じくらいのガタイのいい兄貴が、なめるように俺を見ながら用途を聞いてきた。
そりゃそうだ。
薪、あるいは丸太を売ってくれ、と直接製材所に掛け合う奴はなかなかいない(苦笑)
すると、ガタイのいい兄貴は言った。
「もってきなよ」
「いや、それでは申し訳ないから、いくらかで売って下さい」
「いいよ、もってきなよ」
「ありがとうございます!」
仕事車のクリッパーは中が荷物だらけゆえ、一度帰宅し、荷物を下ろし、もう一度製材所へ。
途中、菓子折を買っていくのも忘れない。
切り出したぶっとい丸太を4つほどいただき、お礼に菓子折を手渡して製材所を出た。
ありがたい!
俺に商売っ気を感じとったならば、おそらく売らないか、売ってもけっこうな値段をつけられたかもしれぬ。
あくまで友人との焚き火用、という事でこのガタイのいい製材所の兄貴は気前よく丸太を切り出したモノを俺にくれたのだ。
遊びがもたらす人と人のやり取り。
この世の中も捨てたもんじゃねぇよ。
この丸太をしばし乾かし、皮を剝いて、スウェーデントーチにしてみよう。
焚き火にハマる男の、ちょっと粋な体験。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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