ゼレンスキー大統領の演説に触れ
薄く霞む青空は春のそれであろう。
日向の陽気は一昨日とは段違いである。
一昨日雪が降った東京だが、昨夜のスタジオはまるで真夏のようだった。
4人の男どもから発せられる熱が熱を呼び、エアコンは真夏と同じ設定にしても変わらぬ熱さ。
おかげでパンツまでびしょ濡れになったわ(苦笑)
まあ、これがギロチンテラーのグルーヴを強化する唯一無二の方法ゆえ、喜ばしい事なのだ。
真っ赤なGUILLOTINE TERRORドライロングTシャツも、この灼熱のスタジオに合ってたな。
今レギュラーとして考えている25曲をライブ仕様で通し練習。
2時間のうち、セッティングを入れるとだいたい20曲。
バラード以外はだいたい出来たな。
レコーディング対応の練習から、
ライブ対応、グルーヴ重視の練習へ。
ひたすら、ただひたすら2時間ぶっ続け通し練習をするのみ。
それがさりげなく出来て、はじめてギロチンテラーなのである。
片づけてから、写真とライブ告知映像撮影。
休む時はないのだ。
俺は、その後2時間弾き語り練習をした。
朝4時前に起床、5時半には現場で墨出しを開始している一日の締めが、この激しく熱い練習とは!
まあ、これがギロチンテラーなのだ!
新曲と、今までレギュラーだった曲との組み合わせが特別に感じなくなるまで、を目指して。
その後2時間弾き語り練習をやって、長く濃い1日が終わったのだった。
昨日6時。
ゼレンスキーウクライナ大統領の演説を、日本の皆が注目しただろう。
印象は、同時通訳がわかりづらかったな。
もっと日本人に訴えたかっただろうが、あの同時通訳では伝えたい熱量の半分も伝わらないんじゃないかな。
あらかじめ演説内容が伝わっているわけでない中での同時通訳ゆえ、仕方ないのかもしれないが。
肝心な内容を理解しようにも、途切れ途切れの言葉では伝わるものも伝わらない。
演説全文は今朝の朝刊で知るが、蛋白だったな、という印象である。
ロシアを悪者に見立てて、ロシア憎しの共感を他国民にも求めるべく語る、というよりは、義務的な演説だったと感じている。
ヨーロッパの危機を東アジアで感じるのは難しいだろうな、という戦争当事国の最高指導者が、わざと距離をおいてくれたような気遣いさえ感じるものだった。
これが戦争当事国と、戦場から距離をおいた国への、世界の見方なんだろうな。
曰く、戦争の悲惨さ、各国の危機を話しても、平和ボケした国の民にはあまり伝わらないだろう、と。
それが、見事に見抜かれているわけだよな。
情けないと思うね。
自国の危機に立ち上がる国と、
自国の危機に気づかぬ国の差だよ。
戦後のぬるま湯のような平和に俺たちは育てられた。
それ自体には感謝している。
飢餓も徴兵もない、世界の紛争からは切り離された国。
しかしどうだ。
時はグローバリズム。
気がつけば国境を越え、安い食物が市場に入り込み、食料自給率は低い。
しかも憲法で自衛の武装さえ憚られるという、世界の中では稀有な平和ボケした国となってしまった。
この爛熟たる社会に危機を感じずに、何を危機と思うのだ。
外敵は今、この日本の爛熟の末に腐敗し自滅するのを待っている有り様である。
ゼレンスキー大統領の演説は、平和ボケした極東の島国への憐れみでさえある事に、何人が気がつくだろうか?
今、目の前にある危機に気付くべし!
日本人であるならば、武士道に貫かれた精神を取り戻すべし!
その武士道精神を持つ者が、新たな日本の夜明けを作り出すのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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