我が家のニューディール政策
年度末最後の日。
我社の決算月は3月。
娘にバイトとして半年分の金銭出納帳入力と、経費の書類作成をやってもらった、と以前書いた。
おかげで、かなり楽になったね。
今週中には、すべての書類が提出出来そうだ。
娘は大学院生。
春休みの旅行も諦めた。
バイト先は、一つは閉館、一つは客が来ないという事でお小遣い稼ぎが難しくなっている。
我家も家計は大変だ。
経営者ならわかると思うが、我家より我が社員なのだ。
そんな厳しき家計なれど、娘にバイトとして、仕事を作る事がこの新型コロナウィルスの騒動で多くなった。
経理の仕事だけではない。
台所に積まれた物、戸棚の中、床下収納の中、等の消費期限切れの食料、飲料を探し、綺麗に整理する作業。
庭に生えたる柊が、グングン育つゆえ、大量に枝を払い、それを細かく切って捨てられるようにノコギリで切る作業。
大人が忙しくて出来ない作業を、娘にやってもらい対価としてお小遣いをあげる。
大した額を払うわけではないが、それでも、バイトに2、3回行くよりは、いい金額になっている。
大学院は休み、バイトも減る中、レポート提出のため家に籠もるだけでは、息苦しかろうし、お金も稼げない。
ならば、大人は忙しくて手がつけられない家の雑事をバイトにして、子供にやってもらう。
これは一石二鳥と言えまいか?
これを俺は、
我が家のニューディール政策
と呼んでいる(笑)
すると、出るわ出るわ、ゴミの山!
柊の葉だけで、大きなビニール袋が7、8袋になった。
台所の消費期限切れの食料も山のようにあった。
娘も、身体を動かしお小遣いになり、
我が家は綺麗になる。
我が家のニューディール政策。
新型コロナウィルスの感染が下火になるまでは、あれこれ続けようと思っている。
さて、会社の話しである。
年度末からGW辺りまで、通常ならば墨出し屋は暇なんだけど、ここ何年かは空けになった日はない。
建設業者は仕事はあるのだ。
こんな時、親父が言っていた言葉を思い出す。
食いっぱぐれのないように手に職をつけろ!
俺の生業は墨出し屋。
二人一組で車に測量機器や道具を積んで現場に行く。
もう28年になるだろうか。
何度も浮沈を経験したが、この仕事で後悔した事はない。
会社創業16年目。
この激流に16年も平常でいられるのは、タフで気が利く社員と、仕事を依頼してくれるゼネコンのおかげである。
俺は世の中でゼネコンが悪者扱いされようが、どこ吹く風だ。
俺にとっては、厳しい査定もするが、実力を認めてくれるゼネコンは、大きな存在である。
立派な古武士のような人を何人も見ている。
たとえ、世の中皆がゼネコンを攻めようと、俺はゼネコン側に立つ!
今回の新型コロナウィルスとSNSは、人々の内面を曝け出してくれる。
危機を前にあらわになる姿が真のその人の姿だろう。
余裕がある時は皆、笑顔で優しくいられるが、状況がひっ迫してくると、途端に余裕をなくし殺伐とする。
建設業は、生き馬の目を抜く世界である。
元より甘くはない世界なのだ。
そこで揉まれ、叩き上げられ、建設業に席ある者は、ちょっとやそっとじゃビクともしない。
文句を言うだけじゃ金にならん。
そんなセコい事を生業にしているのは、野党議員くらいのもの。
家においては、我が家のニューディール政策。
外においては、建設業で労働する。
もし、建設現場も止まったならば。
社員の給料、社会保険料、その他経費支払いで月〇百万かかる。
新型コロナ対策をした企業が無利子で借りる制度があるようだから、それを使って金を借りるだろうな。
高額だけどさ、生きてりゃ金を返していけるわけだし。
その上で助成金対象であれば請求するね。
いずれにしろ、それは歩みを止めた場合。
毎日仕事があるならば、それらは請求しないし、出来ない。
一律給付があるならば、それはラッキーだと思い道具を買ったりするだろうね。
現実的で素早い対応と、何があっても動じない骨太な心。
これで我社は、新型コロナウィルスの禍を生き残っていく。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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