替天行道
梁山泊。
男のロマン。
このコロナ禍により、世の中に変化を求めるとすれば、【男の復権】だな。
何言ってんの?
と笑わば笑え、と村田英雄先生も歌っておられる。
情熱とは果てしなく、そしてその熱は熱く魂を焦がす。
先日の投稿にコメントをくれた友人の話をしたい。
彼は大学入学が決まった姪っ子との食事会で、姪っ子にビールを注いだ。
おめでとう!
大学生になったら、酒を飲む機会も増える。
大人の仲間入りだな。
という思いであった、と俺は想像する。
すると、友人の奥さんが激怒!あげく義理の父や母にまでこっぴどく怒られたらしい。
これもさ、賭け麻雀と同じだよ。
法的にはダメかもしれん。
だが、市井の庶民の家庭では長らく行われてきた事じゃないか?
俺は親戚の集まりになると、女の集団は台所で井戸端会議を始め、男の集団は次々運ばれてくる女性陣が作る料理をつまみながら、赤ら顔で酔いはしゃぐ(笑)
小さい頃は、酔っぱらう男の集団よりも、母のいる台所で兄弟やいとことつまみ食いしながら遊んでいたが、やがて小学校くらいになると、男の集団に紛れたくなるのだ。
そしておじさんが注ぐ酒を飲んで、一端の男になった気でいる。
そんな姿を台所から見に来るお袋やおばさんにも、凄いわねぇ、などと言われ、カッコつけたい小学生の俺はヒーローにでもなった感じになったのであった。
時代が違う?
いや、男が弱くなっただけ。
そんなもの飲ませて!などと怒られるというのは、法律を教えるのではなく、人間社会で生きていくうえで大切な事を学ぶ場を無くしてしまう事になる。
最近の心ない犯罪や、どうしようもなく気味の悪い事件は、そういう事を子どもに教えてこなかった世の中の末路だと信ずる。
ゆえに、法律から逸脱したとしても、人との和、己の掟が優先するとは、こういう事だ。
世の中から大らかさが消えて久しい。
コロナのせいじゃねぇ。
このコロナが蔓延するもっと前から、和や絆の崩壊は始まっていたのだ。
汗水垂らして働く事の尊さ。
自我を押し殺して世のためと思う義俠心。
それを男らしい男たちは必死に警告してきた。
だが、世の中は振り向く事はなかった。
そして今のコロナ禍により、強制的にそれに向き合う事になってしまった、と言えないか?
最近ニュースで騒がれた黒川東京高検検事長の一件。
男らしい男であれば、もっと早い段階で辞退を申し出ていただろうな。
そして、憐れなのが森雅子法務大臣だよ。
彼女は弁護士。
弁も立つし、女性的な柔らかさから、弁護士を続けていれば、世間のバッシングに遭う事もなく、優雅な生活が出来たであろう。
なぜ政治家を志たのかはわからん。
だが、弁護士という生業からして、官邸から受ける理不尽な圧力は耐えがたかったであろう。
何が正義かを常に自問自答し、他人の人生を預かる仕事だ。
森法務大臣にかかる理不尽で無理矢理な圧力。
もし、周囲に男らしい男が力を持っていたならば、卑怯な真似はやめろ!と官邸にもの申しただろう。
もっと言えば、安倍政権が男らしい男の政権であれば、過去からの怪しげな事件はなかったはずである。
ただ力強ければいいわけじゃない。
三国時代最強の呂布も、舌先三寸の知謀を計る軍師には歯が立たないのだ。
武も文も必要なのだ。
そして何よりそこに男気がなければ意味はない。
【替天行道】
男は大らかに荒々しく、そして戦いにおいてはしたたかに。
人を助けるならば、力を得る事を第一とせよ。
吉川英治先生の『水滸伝』『新・三国志』から学んだ人生訓、そして男の生き様である。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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