海を抱き締めて
早朝の横須賀。
相模湾を一望できる絶好の傾斜地が本日の現場。
4時半起床。
4時45分出発。
いつもと変わらぬ朝。
国道16号→横横→横須賀か
国道16号→国道129号→平塚→鎌倉→横須賀か
手もとにナビを任せ、サンドイッチにかじりつき、缶コーヒーを飲み、ハンドルを握る。
「まだ着かねぇのか?」
「あと4キロです」
「まだ4キロもあんのか?」
八王子から現場が遠い事に対する文句を手もとの社員にぶつけながら、俺たちの朝が始まる。
「葉山って聞いて受けたが、詳細には横須賀って書いてあったぜ!横須賀って聞いてたら、この仕事受けなかったかもな」
と、俺は言うものの、関東一円、どこでも依頼があれぱ行く我が社。
ホントは文句などはこれっぽっちもなく、何なら久しぶりに海が見えるのが嬉しいぐらいの感覚なのだ。
まったく、楽天的とは俺のような奴の事を言うのだろう。
そしてそれに付き合う手もとは、俺と仕事をし始めて17年。
同じく楽天的である。
さて、こんな最高のロケーションで仕事が出来るなんて、なかなかないぜ。
八丈島に一年間出張した時も、こんな海岸沿いの現場はなかった。
海の近くで仕事をしてきた中で、おそらく一番いいロケーションだろう。
我がソロプロジェクト【黒嵐】2ndアルバムに収録している中村雅俊のカバー
『海を抱き締めて』
『ゆうひが丘の総理大臣』のエンディング曲。
♬生まれてこなければ~よかったなんて~
心がつぶやく日は~
と歌いたくなるな。
いや、歌ってしまおう、こっそりと!(笑)
仕事自体は大変な仕事であるが、こうして気分だけでも上げていくと、余裕が出来て間違いもなくなる。
これって、大人の男の燻し銀の余裕なのかな?
と、すれば、ようやく俺もその燻し銀の余裕を手に入れた事になるのかな。
まあいい。
帰りは国道134号を平塚までドライブし、厚木を経由し帰る予定だ。
かっこいい店があれば、道草食って酒飲んじゃおう。
帰りの運転は手もとがいるし。
厚木で西海岸に寄って古着を見るのもいいな。
と、遊ぶ事を考えている俺なのであった。
若い頃から、どうせ人生の大半を過ごす仕事なら、真剣に取り組み、誰にも負けないスキルを身につけ、やがて一派を率いたいと思っていた。
そして、それがかなって17年。
野望に燻し銀の余裕が加わると、より人生は豊かになる気がする。
晴天
海
そよ風
真冬の寒さが続く日々だが、こんな素敵なロケーションの仕事もたまにはあるのだ。
そして、そんな仕事を存分に楽しもうと思っているのだ。
嗚呼、海を見ながら一服するなんて、なんて素敵なんだろう。
社員全員連れてきたいぜ!(笑)
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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