覇者の非情 ウクライナ侵攻
蒼天の首都東京。
コロナ禍とはいえ、いつもの日常生活がある。
ユーラシア大陸西のウクライナの首都キエフ。
爆発音が響いているという。
徐々に緊迫するウクライナ情勢を日本のニュースは伝えていたが、首都キエフの市民たちは、一昨日までは今までどおりの平穏な日常だったという。
歴史的に領土を占領される繰り返しの国の民は、迫り来る危機に慣れていたのか?性根が座っているのか?
プーチンロシア大統領が、ここまで用意周到に、しかも東部だけでなく、北部、南部からも圧力をかけるという、圧倒的な勝利へ向けての戦略。
ロシアを再び強大にするためには、血も涙も情もなき男である。
覇者の野望に、歴史を遡ればロマンを感じる。
今のプーチンのやり方は前時代的だな。
この時代に、正面切って他国を侵略する者がいたとは驚きだ。
侵略者が悪いのは当然であり、歴史の中では悪名高き指導者として名を残すのだろう。
ロシアに対する帝国主義的なレッテルを再び貼られて。
映画やドラマならば、ここで秘密裏にクレムリンに紛れ込んだ欧米の特殊工作員がプーチンの命を狙うのだろうが、ここは元KGB工作員だけあって抜け目ないのだろう。
今やプーチンの暴走を止められる外交的手段も、軍事的手段もないのが現実なんだろうな。
外交のチャンネルは生きていても、意味を成していない。
林外務大臣が駐日ロシア大使を呼び出して、プーチン大統領に即刻止めるように伝えよ、と言っても、ロシア大使は言われるような侵攻はない!と言い切っている。
軍事的ならなおさら。
アメリカが出て行けば、第3次世界大戦となってしまう。
しかも今は核の時代。
人類存亡の危機になる事はガキにでもわかる事。
ウクライナを助けたい国はたくさんあれど、現実にロシア軍の前に立ちはだかり、ウクライナを守る正義の味方は表れようがない。
双方に死者が出てしまった。
目を背けたくなるような戦争の始まりである。
俺たちはこの戦争から目を背けてはならない。
この目に、血や涙や情を思い、惨劇を目に焼き付けるべきだな。
それが、このあってはならぬ戦争犠牲者への追悼であり、その死を無駄にせず教訓とするもの也。
教訓とは?
ウクライナは世界でも有数の核保有国だった。
昨日のテレビ朝日のニュースで苦しい思いを訴えたウクライナ人の言葉は非常に重い。
彼曰く、アメリカなどに「守ってやるから」と言われて核を放棄した。
それでロシアに侵攻されたのは理不尽だ。
世界は誰も助けてはくれない。
理不尽である!と。
これを書いていても、俺は泣けてくる。
言われるままに丸腰になって、いざ助けてくれると思っていた国々は、誰も助けてはくれない。
このウクライナ人の心の嘆き、叫び、涙をしっかり目に焼き付けよ!
そして、死を無駄にしないためにも、日本は独立国家、主権国家として当然の自衛権行使のための軍隊を憲法に明記すべきじゃないか。
それが戦争に繫がるのではなく、防衛の力となり、無益な血を流さないようにする戦略というものではないか。
追伸
2014年のクリミア併合の時を思い出す。
あの時は、ウクライナの肩入れをするか?北方領土交渉をとるか?
そんな微妙な時期であり、結局日本のロシア制裁は甘いものになってしまったという記憶がある。
あれから8年。
北方領土はロシアのもの、とプーチンは言い切っている。
そしてウクライナへ武力を持って侵攻する事態となっている。
この8年前の事態から今の事態までの8年間。
これは、対ロシアの外交や日本の防衛に関して総括する必要があると思っている。
それともう一つ。
丸腰で日本を守ろうという者へ。
核を放棄して侵攻され、戦争になる現実。
これに関し、意見を述べられよ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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