カッコつけろよ!
すっきりしない天気が続く。
晴れたな、と思ったら小雨が降る。
春の到来は嬉しいが、寒くとも毎日快晴だった冬は、雨の心配をする事なく仕事が出来た。
どの季節も長所短所があり、それに飽きた頃に季節が変わる。
自然のサイクルには、感心してしまうね。
その自然の最大の摂理は?
と問われたら、弱肉強食と俺は答える。
是非は問わない。
問うても意味がないのだ。
そのくらい自然の中では当たり前の事である。
しかし、自然の中ではまた、同族、同種の殺し合いはしない、と何かで読んだ事がある。
ボスを決める決闘や、仲間を危機に陥れた個体への制裁というものはあるんだろうな。
そして、それは今人間が、特に意識高い系の者たちが標的にする暴力という名とは異なる暴力である。
自然はこうして強く生きていく種を残していく。
それが自然の摂理なり。
人間はどうだ?
慈しみ、労りは強者なればこそ出来る事。
その強者の強の部分を削ぐ事をするのは、弱者保護でも何でもなく、ただ単に、杭の頭を切って見てくれの高さを揃えているだけにすぎない。
おそらく天は嘆いているだろうな。
お前たち人間は、同種の力を削いで、自らの生きる場を狭くしている馬鹿者だと。
性に関しても、俺はいまだ、
男は男らしく!
女は女らしく!
を旨としている。
暴力に対する過敏な締付け、
性に対する爛熟
は、人間の生殖本能を弱め、人間という種を滅ぼすものだ。
このままいけば、
人を殴るとか、蹴るとか、
セックスの仕方とか、異性を振り向かせるとか、
性と暴力に関して、知識ばかり詰め込んで、経験としては何も残らない薄っぺらな人間が増えていくんだろうな。
自分の弱さに気づいた時、強くなろう!とか、
異性を振り向かせるにはカッコよくなろう!とか、綺麗になろう!とか
の、当たり前にカッコつける生き方をする者は限られていくんだろうな。
女性の生き方で俺がカッコイイぜ、あんた!
と惚れ惚れしちまうのは、
女らしさを捨てずに、持って生まれた女を武器に男を従える女だな。
水商売の嬢みたいにさ、綺麗に着飾って、コロンをふりかけて、その妖艶さで、力では優位にある男から金をせしめる。
その対局にある男らしさとは、肉体労働。
持って生まれた男の強さを武器に、身体が資本の労働で女子供を養い、逞しく生きていく男。
これが前述している自然な人間の中の、最もカッコイイ部類なんじゃないのかな。
俺はそう感じているんだけどね。
自然な姿に抗うのは、とても不自然なんだよな。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼
甦れ、武士道‼
〓Japanese Hardcore & Soul〓
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