感慨に浸る日曜の朝。
昨夜は、仲間たちと素敵な誕生日の夜を過ごした。
永ちゃんを横浜アリーナに見に行った。
コロナの蔓延する時代に、俺たちはライブをやってきたけれど、矢沢永吉というロックスターは、この時代にどんな歌を歌い、行動するのか?
肌で感じ、この目で見たかったから。
キャロルから50年!
50年だよ!
72歳のロッカーが、コロナの時代に何を思いステージに立つのか。
俺は知りたくてたまらなかったんだよな。
それは、答え合わせをして、自分の生き方を照らして見るというのとも違う。
矢沢永吉がどう生きようが、俺は俺を貫くだろう。
広島生まれの苦労人。
成り上がりの総本山。
その歌も、生き様が滲み出て好きだが、何よりその生き様、我武者羅さが、好きで好きでたまらないのだ。
男とはこうあるべし!
と背中で教える数少ない、ちゃんとした大人なのだ。
そして、若い頃ヤンチャだった人々がこぞって信奉するこの矢沢永吉という人物を、俺もまた信奉するのだ。
ファンは皆礼儀正しい人が多い。
今回は、タオル投げも、歓声も禁止されたツアーだった!
あのタオル投げが醍醐味なのだが、それがない矢沢永吉のコンサート。
とにかく素晴らしかった!
荒れた時代の末に、こんな悟りを開いたような、ある意味枯れた味わいの、ありのままの自分を曝け出すようなステージ。
その抑えた感じがグッときたのだ。
ジャングルに誕生日プレゼントでもらった、E.YAZAWAのデカいバスタオルを首にかけ、
時に拳を上げ、
時に拍手し、
時に座って聞き入り、
そして時に泣いた。
矢沢永吉のコンサートを何回か武道館で見ている。
ジョニー大倉が亡くなった年かな?
キャロルの曲をやった時も泣きそうになったが、
今回は、我慢出来ずに、人目も憚らず、首にかけたバスタオルで涙を拭った。
こんなロックコンサートもいいものだ。
俺はまだまだ激しくいくが、やがてこんな枯れた味わいの境地に辿り着くのか?
とにかくはるか先を行く、永ちゃんの背中は、いつまでもデカく輝いているのだ。
今回、ジャングルに見に行こうぜ、と話しをしてから、ジャングルが全てやってくれた。
俺は、ギロチンテラーのメンバーをまず誘った。
見て欲しかったからね。
このいぶし銀のコンサートを。
絶対バンドにイイ影響を与えるのがわかっているから。
それから、【男塾】からPUNiKタグと、中村岳大君を誘った。
【男塾】にもイイ影響を与えるのがわかっているから。
ジャングルがバッグから取り出し、俺にプレゼントしてくれたE.YAZAWAの真っ赤なバスタオル。
これを買うためにジャングルは早く来て並んで買ってくれていたんだ。
もうね、物販の行列が凄すぎて、普通の時間に来ても買えないんだよ。
永ちゃんの歌で泣いた横浜アリーナ。
♬ホームにNight Train
財産は~トランクとギターだけ~
だけどさ、だけどよ…
一番泣いたのは、ジャングルからのプレゼントだぜ!
まったく、泣かせるんじゃないよ、ジャングル!
帰りにみんなで居酒屋で語り合う。
語りたくなるよね、こんな夜は!
いい夜だった。
最高の誕生日の夜。
付き合ってくれた仲間たちに感謝!
ジャングル、このバスタオルは俺の宝物だ!
大切に使わせてもらうよ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI