岸田総理の所信表明演説全文を読んだ。
まさに今日本に必要な中道右派である、と思った。
印象的なフレーズがいくつかある。
■日本の絆を呼び起こす。それが私の使命です。
■(新しい資本主義の実現)第一の柱は、働く人への分配機能の強化です。
■東日本大震災からの復興なくして日本の再生なし。
■私は外交、安全保障の要諦は「信頼」だと確信しています。
■我が国の領土、領海、領空、そして国民の生命と財産を断固として守り抜きます。
■全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、全力で取り組みます。
■被爆地広島出身の総理大臣として、私が目指すのは「核兵器のない世界」です。
■改めて、この日本という国が、先祖代々、営々と受け継いできた、人と人のつながりが生み出す、やさしさ、ぬくもりが生み出す、社会の底力を強く感じます。
まさに「この国のかたち」の原点です。
良識的な保守の人だな、と感ずる。
貧乏人を泣かせてでも成長し続ける社会を、と日本の中間層を破壊し、新自由主義の旗の下、国民の財産、共有財産であるべきものを、金に替えてきた、新自由主義の小泉竹中、安倍菅路線からの転換を本気で目指しているのだろう。
そこは賞賛に値するし、応援もしたい。
もはや、現状を打開するには、中道右派的な政策を全国民レベルで実現させていかないと、いずれ立ちゆかなくなる事は、共産党でも、立憲民主党でもわかっているはずなのだ。
ただ、野党の悪いところは、大事を成すより、小事に拘り過ぎる。
協力すべき政策は全会一致で強力に推し進めるべきである。
大河ドラマ『青天を衝け!』が益々面白い。
新国家建設の息吹が感じられて、なんとも男臭く、しかし爽やかなのだ。
徳川家康役の北大路欣也が時代背景を説明するのが、かなり効いている。
政権を握った明治新政府だが、長州閥、薩摩閥での内紛でなかなかうまくいかぬ中、実直に働き、改革を推し進めたのは、実は幕臣たちであると、誇らしげに言うのだ。
薩摩の大久保利通は、幕臣が新政府で活躍するのを面白く思っていない。
その描き方が、つまらん奴なのだ(笑)
(大久保利通ファンの方々、スマンが俺の私情ゆえ)
大久保をあまり好きでは無い俺は、それを見て面白がるのである。
話がそれたが、新しく日本を建て直さなければ!
という思いは、自民党から共産党まで、政治家に共通しているのだ。
ならば、なぜ一つになって、新たな未来を創るために団結しようとしないのか?
明治維新が成功したのは、戊辰戦争で国を分ける大きな内戦を経たにも関わらず、一致団結して未来を見据え皆が汗を流したからではないか?
新自由主義からの脱却は、日本にとって不可避である。
野党も同じ思いならば、反対ばかりせずに、閣外から様々な協力をすべきではないか?
自民党だから全てダメ、というキチガイじみた似非リベラリストよ、
岸田総理の所信表明演説全文を読み給え。
読んでない?
それでどう批判するのだ?
どこがダメなのか、論ずる事が出来るのか?
日本は、好き嫌いで動かすような、浅はかな国ではない。
歴史的に世界に秀でた国なのだ。
自己保身、一人よがりの、何でもかんでも反対ばかりの無生産な働きかけは、日本にとって害悪でしかない。
日本を少しでも良くしたいなら、考え方を改めよ!
追伸
昨夜はダイユーバスタードの木村和尚と久々に【扇家】でサシ飲み。
いい宴だったねぇ。
和尚は歴史大好きだから、二人で歴史の話になると、話が止まらなくなるわけよ(苦笑)
好きな赤霧水割りをグビッといき、
ニンニクみそをほどよくつけた焼き鳥、やきとんを頬張り、
幕末明治やサムライについて熱く語らう。
俺の一族も、木村和尚の一族もルーツはサムライ。
俺の楜澤姓は、諏訪氏→有賀氏→楜澤氏と変わっていき本流ではない。
その楜澤家の内紛により、佐久に逃れた一派が俺の血筋なのだ。
木村和尚の一族も、本流ではない一派だという。
お互いに、姓の本流ではないが、令和に至るまで血が残っているって、スゲェ事だよね‼️
と話したのであった。
不思議なのは、内紛によりその土地に残った本流の楜澤家は、後年、武田信玄により滅ぼされたのだ。
応仁の乱まで、楜澤という姓は文献にかなり出てきていたらしいが、応仁の乱以降は、ぱったりと文献にその名を見なくなったという。
(楜澤姓を研究する郷土史研究家による)
内紛により逃れた方は、本流の目を逃れ、武田信玄などの有力大名を刺激しないよう、一族の血をひきついできたのである。
人間の歴史って、スゲェな!
と、またここで赤霧水割りをグビッと飲み干すのであった。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
自分のルーツが何であるのか知る事は、自分が歴史の中でどこにいるのか、何者であるのかを俯瞰して見る事に等しい。