日曜の朝というのは気分がいいものだ。
ただ、一つ残念なのは、本来ならば俠なる三バンドでライブたった事だな。
すでにいくつものライブが延期・中止になり、それがいつだったかもわからなくなるくらいに。
企画段階で表に出る前に中止にしたライブもある。
まったく、このコロナ禍というのはめんどくせぇヤツだぜ。
とはいえ、下を向いてガッカリしていても仕方ないわけでね。
俺はそんな毎日でも面白く生きている。
そして、コロナにばかり意識を向けるのではなく、もっと違う事にエネルギーを使うべきだとも思っているし、現にそうしている。
世界は動いている。
ミャンマーも、アフガニスタンも。
日本も安泰ではない。
北方領土、尖閣諸島、竹島、北朝鮮拉致被害者
これらを解決しなければ、安泰というものは訪れない。
もう一つ、太平洋戦争の遺骨収集もそう。
国のために亡くなった方々のおかげで、俺たちの命がある。
それを忘れてはいけない。
先日、NHKで蒋介石の番組をやっていた。
大東文化大学の教授が10年かけて、蒋介石の日記を書き写し、それを元に蒋介石が生きた時代すなわち日中戦争から太平洋戦争の、日中間の出来事をおさらいする内容だった。
蒋介石の日記はコピーや撮影は厳禁。
書き写す事だけ許されており、この教授は10年通い続けて書き写したというのも、また凄い。
そしてその中身が興味深かった。
蒋介石の中華民国と日本とのやりとりを考察、日本がここで手を打っておけば、という場面が何度かあった。
歴史を学ぶ、知る、という事は、あとから答え合わせをするようなものだけど、
ああ、ここで近衛政権が蒋介石と手打ちにしていれば、という場面は見ていて歯痒かったな。
日本軍が南京を陥落した時点で蒋介石の心はここで手打ち、という考えになっていたというから、もし、ここで手打ちにしていれば、イギリス、アメリカの対日参戦はなかったかもしれない。
蒋介石に助けを求められても、アメリカやイギリスはこの満州の権益にはあまり興味がなかったようだ。
日中戦争も太平洋戦争に繋がる前に集結し、満州国は日本の領土となっていただろうが、もしそうであってもソ連が侵攻してきただろうな。
そうなると日本対中国・ソ連という戦争になっていて、欧米は高みの見物をしていただろう。
幕末、徳川慶喜が敵前逃亡していなければ、
日中戦争で、欧米に対して蒋介石に勝るロビー活動を日本が展開していたならば、
日本が中国大陸に侵攻し占領している中、欧米が蒋介石に味方するまでにはかなりの時間があった。
あの時、蒋介石と講和条約を結んでいたら。
歴史は変わっていただろう。
それが正しいのかどうかは置いておいて。
少なくとも、原爆や空襲、沖縄戦という、日本本土が焦土と化す事は避けられたんじゃないかな。
ソ連との戦闘によるが、欧米に費やした戦力を対ソ連に集中出来たら、北方領土、いや千島列島、南樺太は日本の領土だった可能性がある。
そこで緩く民主国家に変わっていけば、日本はとんでもない国になっていたんだろうな。
軍国主義のままいれば、世界を相手に戦わざるを得なくなる。
近代の戦争、事変を後世から知り、今の日本に目を転ずる。
牙を抜かれたサムライの国
軍事力は削がれ、国土を守る兵器にさえ文句を言う者がいる。
あの時!がわかっていれば。
未来を確実に知る事は出来なくとも、予測する事は可能であり、今、どう生きるかが未来に繋がっていく。
優しいだけでは方手落ちなのだ。
真に強い日本であって欲しい。
コロナ禍、そして領土問題に対して感じる事である。
追伸
得体の知れぬネット情報よりも、様々な人の手を経て作り上げられ、リスクも背負ったNHKの情報を信じる。
NHKを槍玉にあげて、自分の情報こそ正しい!と宣う者よ。
その情報さえ、指先一つで人の情報をつまみ食いしただけなモノ。
ならば、俺はリスクを背負った方を選ぶ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI