少しずつ雲が薄くなり、陽が差すようになってきた東京。
朝晩はそれでも涼しく、その涼しさが一日活動し熱くなった世の中の空気をクールダウンして、なお綺麗にしてくれる感がある。
梅雨はどうなったんだろう?(苦笑)
昨年度の会社の成績も出て、今年度もやったるわい!という鼻息荒い俺である。
ハングリーという言葉を聞かなくなった。
汗を流し、涙を流し、血を流して、本気で生きる者を、世の中が嘲るようになったのはいつの頃からか。
何かを悟ったような顔をして、内実何も考えていない、本当のいやらしい奴が世の中に跋扈するようになったのはいつの頃からか。
俺たちの時代である。
それは、時代を動かす層の中にある、ただの個であっても意識しなければいけない事。
ゆえに、時代が違う方向に向かうならば、全力で方向転換を迫らねばならぬ。
それは政治家にならなければ出来ない事か?
と問われれば違う!と答える。
世の中の空気感、世情を変えていく力が音楽には間違いなくあるのだ。
良き音楽は政治さえ出来ない事をやり遂げてしまえる。
世の中を変えるための音楽というよりも、
良き音楽が世の中を変えていくのだ。
何度も書いているが、麻丘めぐみの『わたしの彼は左きき』
ギッチョだ、なんだと、左ききが大きなコンプレックスを感じる時代に、左ききだとモテる!
などと思わせる、その圧倒的パワー。
福祉も政治も倫理さえもが乗り越えられなかったコンプレックスを、ポップな歌が革命を起こすが如く塗り替えていく痛快さ。
左ききを馬鹿にしちゃいけません。
というよりも、このポップな1曲で左ききがブランド化してしまうほどの変わりようなのだ。
そんな音楽を創り出したいよね。
ギロチンテラーを結成して31年!
もはや俺の人生から、バンドや音楽を引き離す事は困難である。
なぜならば一心同体!
ライフワークとなっているから。
ならば、そんな音楽で世の中を明るく出来れば最高じゃねぇか!
最近はとにかくメロディを重視し、誰もが歌える曲を目指して作っている。
日本語という事がことさら重要なのだ。
日本語の歌で勝負に打って出る。
日本語でもこんなにスゲェ歌があるんだぜ!という意識を強く持っている。
そんな歌を作りたいし、カバーしたいんだよな。
『俺のランボルギーニ』
いよいよ、歌詞が出来上がりそうだ。
労働賛歌であり、成り上がりを夢見るド根性野郎を応援する応援歌である。
タイトルは当初『ランボルギーニ』だけだったが、”俺の”をつけ加えた。
いかにも俺クルミがつけたタイトルらしくするためである。
ギロチンテラーの新曲といえば、現在7割方出来上がっている満蒙開拓団の哀歌。
こちらはいまだタイトルが決まっていない。
満州の大陸感が滲み出るタイトルがなかなか浮かばないのだ。
小説『赤いコーリャン』のコーリャンを超える大陸感ある言葉が浮かばないのだ。
もう何年もタイトルを練っているが、いまだ閃かないのだ。
時を見て、もう一度阿智村に行こうと思っている。
阿智村の空気を吸い、風景や人々と接して、魂に触れてくるしかなさそうだ。
すでにライブではレギュラー曲となっている
『俠気ノ風』
はますますライブで強固な曲になってきたゆえ、このすでにレギュラーとなっている新曲がギロチンテラー8枚目のアルバムの核となるだろう。
アルバムを作るにはエネルギーが必要であり、機が熟さねばならない。
今、ギロチンテラーはエネルギーが充満している。
何しろ、2016年にリリースした
【漢のシングル三部作】
以降、アルバムリリースが相次いでいるのだ。
■ギロチンテラー6thアルバム『日本刀』(2018年)
■ギロチンテラー7thアルバム『吼えろ』(2020年)
■黒嵐1stアルバム『Japanese Soul Series』Vol.1(2020年)
■黒嵐2ndアルバム『Japanese Soul Series』Vol.2(2021年)
そして今年は黒嵐はもう1枚アルバム、3枚目のアルバムをリリース、
来年はギロチンテラー8枚目のアルバムをリリース、という予定である。
ライブの数が減って、体内にある、ライフワークとして刻まれたギロチンテラーが、その有り余るエネルギーのやり場をアルバムに求めていると言っていい。
作らずにはいられない。
新曲として、言わずにはいられない事が充満しているのだ。
まさにマグマである。
沸々と燃えたぎるマグマが爆発する場を求めているのだ。
このマグマが活発化している今だからこそ、やるべき事がある。
この莫大なるエネルギーを使わずしてアルバムは出来ない。
今年もギロチンテラー、黒嵐、そして俺吼流魅は暴れ回るぜ!
このハードコアシーンで、やりたいように縦横無尽に暴れ回る。
今までも何かに遠慮したりした事は一切なかったが、ますますそのような異端児の風を吹かすようになるだろうな(笑)
異端児が革命家として、新たなハードコアを創り出し、新たな時代を切り拓いていくのだ。
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
何しろ暴発寸前の莫大なエネルギーが蓄積されている。
この爆発的なエネルギーに後押しされ、何かに取り憑かれたかのようにアコースティックギターを掻き鳴らし、スタジオで歌い、叫び、くったくたになっても、まだ瞳には燃える闘志が爛々と燃えている。
日本語の歌で勝負する!
コロナ禍、緊急事態宣言下のギロチンテラー、俺クルミはそんな状況なのだ。
バンドや弾き語りが好きで好きでたまらない!
俺たちは現役である。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI