いい天気だぜ、川崎‼️
海から吹く風だろうか?
現場の敷き鉄板上にも爽やかな風が吹いてくる。
労働労働また労働で、いつか乗り回すランボルギーニ‼️
というわけで、『ランボルギーニ』という新曲を作っている最中である。
成り上がりを夢見る男は、【仁義】を武器にこの世を縦横無尽に暴れ回る。
全力で仕事をし、
全力で遊び、
全力で愛し、
全力でぶつかる。
そういう男が少なくなったような気がする。
ド根性しか武器のない男が。
司馬遼太郎『燃えよ剣』上巻
熱い!
多摩の農家の男たち。
サムライに憧れ、京に上れば、本物のサムライ以上に武士道を貫く。
その姿がまたカッコ良く、魂を掻きむしられるように強く激しく共感するのだ。
新選組を近藤勇、土方歳三で独裁的に統率するために、局長の芹沢鴨派を一掃するんだけど、このやり取りがたまらない。
芹沢鴨は新選組局長にあぐらをかき、士道を外れてゆく。
司馬遼太郎も近藤勇・土方歳三は正!
芹沢鴨は邪!
ときっちり色分けしたいようだ。
土方歳三は芹沢鴨を追い詰めていく。
その時武器になるのは、兼定の刀というより、武士道なのだ。
武士道に背く者は、武士にはなれないのである。
同じく言えば、男らしく、正々堂々と生きなければ、男としては認められず、仲間としても認められない。
これ、当たり前の事だよね?
思えば、ガキの頃から
【男であるべし!】
というのは、俺にとって至上命題であった。
硬派ではあるが、女の子をナンパするのも、実はその一環なのである(かもしれない?(^^))。
(『燃えよ剣』のバラガキのトシを見よ!
サムライの掟に生きる硬派な喧嘩屋も、ナンパはするのだ(笑))
そんな土方歳三も、郷里では上玉だった佐絵と京で再会するが、攘夷派の浪士とつるんでいた佐絵にはめられて命を狙われる。
その時の土方歳三、バラガキのトシの心中がなんとも男らしくてカッコいいのだ。
血や涙よりも士道を優先する、甦る坂東武者!
平和に慣れた武士よりも、武士に憧れた農民剣客である近藤勇、土方歳三の方がはるかに武士であった。
二度とはない人生である。
しかも、農民の子が、花の都で、幕府、朝廷、サムライ、浪士、志士、公家が入り混じり激動する時代の最前線に躍り出たのである。
そりゃ熱くなるよね?
一見クールでも、抱いた女に命を狙われる自分は、元々女に薄情で恋など出来ぬ。
しかし、俺には剣がある!
新選組がある!
近藤がいる!
沖田がいる!
それだけで、十分手応えのある生涯が送れるではないか!
と自分に言い聞かせる場面。
昔の女への未練を捨て、剣に生きる事を改めて誓うこのシーンは泣けるのだ。
剣をバンドに替えてもいい。
剣をアコースティックギターに替えてもいい。
何のため生きているのか?
自分の命より大事なモノがあるのか?ないのか?
それを自問自答して、様々な経験をしたのち、答えが出れば、それは最高の人生なのではないか!
本日も労働。
労働して、成り上がる夢を見るのも俺の道である。
『燃えよ剣』
司馬遼太郎
とんでもなく熱いぜ!
バラガキのトシか?バラガキのクルミか?
俺にも兼定に負けない剣があるんだぜ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI