はっきりしない天気だが、雨は降らないようだ。
朝から、怒り爆発しそうな仕事の電話。
言葉を選んで、取引先には俺の気持ちを静かに吐露した。
突然の工程変更。
しかも、正当な理由ではない。
施主からの嫌がらせに近い横やりに、そのまま工程を変更させるやり方に、俺は我慢ならないのだ。
このブログを見ている取引先の方々がいるのは承知している。
が、しかし、ダメなものはダメなのだ。
どこの現場かはわからぬように書くゆえ、悪しからず!
もう、最初からトラブル続きであった。
俺は着工前の計画、測量の段階からこの現場で仕事を依頼されていたゆえ、状況をよく見てきた。
トラブルの理由は、施主と所長の信頼関係の無さにある。
俺から見ると、あまりに理不尽な施主の要求を見ているゆえ、所長の肩を持ちたいが、一国一城の主として、多くの協力業者を率いている責任感を痛感して欲しいと思うのだ。
施主と喧嘩をしてはいけないが、施主の一声でコンクリートの打設日が変わるなどあり得ない。
なぜならば、施主のために皆いい仕事をしようと頑張っているのだ。
それをあーだこーだと横やりを入れるなど、自らのクビを締めているのがわからないのか。
電話をかけてきたのは、新入社員の頃から知っている監督。
八王子に住んでいた彼を早朝4時に仕事車に乗せ、早出親墨出しにつきあってもらった事もある監督である。
ゆえに、あまりキツく文句を言いたくなくてね。
それでも言っちゃったけどさ(苦笑)
所長があまりに理不尽な要求を飲んでいたら、協力業者は誰もついていかなくなるぜ。
ポンプ屋にしても、土間屋にしても、大工にしても、俺たち墨出し屋にしても、明日の工程が突然変更になり、仕事が追加されたら、どうにもならない。
来週はすでにスケジュールはいっぱいで調整しようがないのだ。
運良く日曜日があったため、担当の職長にこの件を相談したら出勤出来るとのこと。
手もとの社員にもすぐに電話したら、こちらも出勤出来るとのこと。
社員二人が日曜出勤してくれるから、何とかなったが、こんな事ばかり続いたら、協力業者は疲弊していくだけでなく、せっかくのプロフェッショナル意識のスイッチを本気にしないままに、この現場は終わってしまうだろうな。
施主には逆らえない。
例えゼネコン所長と言えども、設計事務所と言えども。
施主として、その理不尽な要求を通す事で自分の威光を確認するような人に、人格というものがあるのか?
俺には疑問である。
世の中には老害のような人物が存在する。
俺は思う。
誰かがこういう老害には鈴をつけなきゃならん。
それは一派を率いる親分がやらねばならん。
所長には意を決して、理不尽な施主にぶち当たってもらいたいと思っている。
まったく、ぶん殴れれば気持ちいいんだけどな(苦笑)
それをやったら負けだし、それをやるのは下請けの俺ではなく、元請けの所長のやるべき事。
所長、頼むぜ!
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI