今朝は一段と寒いね。
俺のオアシスにある公衆便所は、昨日、凍結を防ぐため栓を閉めたから、と立ち入り禁止になっていた。
ションベンくらいなら、河原で立ちションして下さい!
女性はクルマでコンビニを探して下さい!
って事だろうな。
まあ、しょうがねぇか。
綺麗な公衆便所なんて、長野で犀川の堤防測量工事の現場近くにあったトイレぐらいなもの。
モラルのない、いやむしろ人が見ていないからと、普段は仮面を被る残虐性や非協調性を剥き出しにするバカもいるぐらいだから。
水道を使うたびに、元栓を開けたり閉めたりなんて出来ないんだろうな。
情けねぇ話だぜ、まったく!
先ほども書いたけど、昨日はウォークマンとプリプロレコーディングの時に使った歌詞を書いた紙を持って、俺のオアシスへ。
緊急事態宣言下だからなのか?
ただ単に寒いだけなのか?
トランペットの練習をしている兄ちゃんしかいない。
よしよし、それでいい。
ディレクターズチェアとコーヒーを淹れる一式、焚き火用の残材、そしてウォークマンと歌詞を書いた紙を持って焚き火が出来る河原へ。
いつもの場所。
先日うちわが置いてあった石組みの炉は、焚き火の形跡はあったが、うちわはなく、代わりにペットボトルや缶が捨てられていた。
情けねぇ!
ゴミも持ち帰れないなら、自然の中に遊びに来るな!と。
結局それらは俺が持ち帰ったけどさ、テメェのケツも拭けない、遊びを知らぬボンクラは、遊ばないで欲しいよな。
河原には枯れたススキが取り放題。
枯草を一摑み取ってきて、ファイヤースターターで着火!
これだけ乾燥していれば、ファイヤースターターで難なく火が点く。
そこへ仕事の残材を並べ、焚き火はO.K.。
歌詞を見ながら、ウォークマンでプリプロを聞きながら、アレンジを考える。
イヤホンから兄ちゃんのトランペットが聞こえてくる(苦笑)
正直うるさいのだが、いいのだ。
トランペットの練習は部屋では出来ないだろうし。
同じ音楽好きである。
空間を共有しても苦ではない。
俺が集中すればいいのだ。
実際、アレンジを考える時は、かなり集中するし、プリプロが気に入っているので、兄ちゃんのトランペットは気にならないのである。
言い方を変えれば、
眼中にない!
のだ(笑)
焚き火の様子を見て、お湯を沸かし、コーヒー豆をいれて20分。
またまた美味いコーヒーを飲めた。
自然に触れたこの場所で神経を研ぎ澄ましアレンジを考えるというのは、理にかなっている。
さて、黒嵐アルバム第二弾は筒美京平さんの音楽に影響された俺が、今度は恩返しのつもりでリリースする作品となる。
どんな曲を収録するかと言えば…
◇ブルージーンズメモリー/近藤真彦
◇ヨコハマチーク/近藤真彦
◇わたしの彼は左きき/麻丘めぐみ
◇海を抱きしめて/中村雅俊
◇赤い風船/浅田美代子
◇1986年のマリリン/本田美奈子
◇苦い涙/スリーディグリーズ
◇男の子女の子/郷ひろみ
の計8曲。
全曲筒美京平作曲!
好んで聞いたもの、
テレビや街に流れていて自然に覚えていたもの、
チャラチャラしやがって、と反感さえ持っていたもの。
自然に覚えてしまっているってさ、スゲェ事だぜ!
そんな曲を作りたいと思うもの。
ラッシャー君のリズムアレンジもなかなか。
賢ちゃんのバッキングギターアレンジもなかなかなのだ。
そして俺の歌もなかなかなのだ(笑)
ザックリ言うと(あくまでザックリしたイメージだよ)
ブルージーンズメモリーは、ナイトレンジャーのようなキャッチーなハードロックに、
ヨコハマチークは、Tレックスやスレイドのグラムロック
わたしの彼は左ききは、ベイシティローラーズやバブルガムポップにハードなギター、
海を抱きしめては、80年代の洋楽のバラード、例えばクラウデッドハウスの「Don’t
Dream It’s Over」
スパンダーバレエの「True」のような透明感、
赤い風船は、60年代ソウル、リズム&ブルースに、
1986年のマリリンは、ゴリゴリのハードロックに、
苦い涙は、ハードロック+ソウル、例えばレアアースの「ゲットレディ」、
男の子女の子は、ベイシティローラーズにハードなギター、
などをイメージしているが、どこまで近づけられるかは、アレンジセンス次第。
俺のヴォーカルは俺流にしか歌えないので、悪しからず(笑)
男の子女の子なんかは、もう50過ぎの男が歌うには、しかも労働こそ男の生きる道と信ずる男が歌うにはかけ離れた世界観なんだけどね、この歌、好きなんだよね。
これら70年代、80年代初頭の歌謡曲に、ロックやソウルをぶち込みたい。
凄く細かいけどさ、部分的に入れたいものがたくさんあってね。
ローリングストーンズの「HANG FIRE」のリードギターとか
CANDY(覚えてる?)の「WHATEVER HAPPENED FUN」のギターソロみたいなもの、とか。
今回歌う8曲は、まだテレビや歌謡曲がキラキラしていた時代。
閉塞する今、人工甘味料のような不自然さ、バカみたいな明るさも、ちょっとは必要なんじゃねぇかな、と思っている。
経験してもいないのに、枯れた味わいを出したり、悟ったふりをしたりよりも、
わからないものはわからない!と言える素直さが必要だと思う。
決してノスタルジアではない。
セピア色ではなく、ラメを散りばめたキラキラした景色を表現するため、ハードコアが核にある者たちが挑戦していると考えてもらっていい。
名義は黒嵐だけどね。
第一弾は、演歌・哀歌・戦時歌謡が中心。
今回の第ニ弾は、筒美京平祭り!
筒美京平さんたち歌謡曲を作った人々が、夢のある歌をたくさん作ってくれた。
その恩返しのつもりで作るアルバム。
リリースはいつになるかな?
まだ決められないが、リリースされたらぜひとも!
こんな難しい時代だからさ、せめて黒嵐というプロジェクトはシンプルに、分かりやすく、キャッチーにして遊びたいんだよね。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI