カナゴテ仕上げをしたスラブ上。
日影なし。
暑いぜ、東京!
お天道様が元気だ☀️
八王子市某所。
昨日打設したコンクリートは、しっかり硬化している。
ツルッツルのスラブ上に綺麗な墨を出す楽しさ。
墨出し屋ならではの喜びである。
スラブ上親子墨出し。
型枠大工も解体屋も鉄筋屋も設備屋も電気屋もいない。
快晴でほかに業者がいない静かなスラブ上は、仕事をする上で最高な環境だ。
「社長、ドコモが吸収されたんですかね?」
「あれは、NTTが完全子会社化したんだよ。
菅さんの進める携帯電話料金引き下げにいち早く対応するためだろうな。
他社はNTTが料金引き下げをしたら、追随せざるを得なくなる。
安くし過ぎて、公正取引委員会から、独占禁止法違反で注意されたら笑っちゃうな」
その業界のトップである巨大企業が、その力を背景に料金引き下げをゴリ押しする。
その先にあるものは、ただの値下げではないだろう。
そこで働く人々、特に力なき末端の労働者の事を考えてしまう。
通話料が高い。
それはわかるが、それで家族を養っている労働者の事を考えた事があるだろうか?
僻地に基地局を建設し、給料を得る人々の事を。
TPPもそうだが、消費者に得になる、という表向きだけでなく、その先を読む洞察力を鍛えなければ。
俺はTPPや通話料金引き下げは、時代の流れで避けられないものだと思っているが、タイミングというのがある。
今なのか?
菅さんは、ほかにも中小企業の再編や、地方銀行の再編を目論んでいる。
地方銀行が多過ぎる?
そこで生きる銀行員たちの生活は?
中小企業の再編?
中小零細でなければ働けぬ人々、養えぬ人々は?
そしてここに来て、貧乏神の竹中平蔵が一律7万円のベーシックインカムをぶち上げはじめている。
結局何がしたいのかと言えば、政府の仕事を減らし、何でも民間にしようという事ではないか?
昔町角にあったような酒屋やたばこ屋や、国の規制により守られていた。
しかし、改革の名のもと、弱き商売人を守るはずの規制は破壊され、大企業に食われていく。
それを政府が後押しするという事なのだ。
賛成出来ないね、そんな新自由主義的経済は。
もちろん、自助は大切!
だが、世の中には自分の力だけでは立てない人もいる。
そこに目を向けなければ、何のための政治かわからん。
まっとうな自由主義を、
まっとうな資本主義を、
俺は求める。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI