楽しかった大阪一人旅から一転。
朝から仕事に勤しむ月曜日。
世間は4連休真っ只中!
いいんです、このコロナ禍であっても、遊べる人は遊び、お金を使えば。
ここ半年以上続けている、手洗い、マスク、消毒の習慣はそのままに、何ならもっと気をつかいながらも、縮こまった自分のスケールを戻していく時じゃないか、と強く感じている。
大阪アメ村
4連休初日の土曜日。
いつもなら、うじゃうじゃと人が行き来していたが、やはりみんなに聞くと、まだまだ戻ってはいない、と。
だが、まだマシになった方で、少し前までは、ガラ~んとしていたようだ。
日本の首都東京の街も、日本第2の都市である大阪も、いまだ元には戻っていない。
大阪の仲間に聞けば、アメ村はまだ地元民が遊んでいる場所だからまだいいが、御堂筋を渡った東側は、観光客頼みの街、影響がデカイという。
日本の1位、2位の都市がそうであるから、他の都市、街はもっと惨憺たる状況かもしれない。
今朝の朝日新聞朝刊にある、某映画の広告に感じるものがあった。
その映画の原作者若竹千佐子さんの手記を一部抜粋させていただく。
「私は子供のころからチャンバラもののドラマが大好きでした。「座して死を待つより、おのおのがた、いざ、打って出よう」なんて台詞にシビレました。今、コロナの時代。私たちは内向きな生き方を強いられています。高齢者であればなおさら。人を孤立分断させる新手の病ですが、心まで内向きに屈してなるものか~以下省略」
この若竹千佐子さんの言葉こそ、今、このコロナ禍においてさえ燃えたぎるモノを心に持つ人の共通の思いなのではなかろうか?と。
そして、俺たちが一番心配している、弱者、高齢者からこのような声を聞いた時の、励まされているような不思議な感覚。
今、世の中を支えている就労世代の俺たちは、遊びも仕事も楽しみ、人生を謳歌してきた。
もちろん今、このコロナ禍の中でさえ、俺は面白おかしく生きている。
遠慮はもちろんする。
自粛なんて言われなくてもする。
誰のため?
自分のためじゃない、他人のため。
この意識は日本人特有の武士道的美徳なのだ。
だが、滅びてしまってはいけない。
美徳を美徳のままに、誇りは失わず、やりたいことはやり抜いていく。
旅の途中で見た若いカップルや家族連れを微笑ましく思う。
特にはしゃぎ回る子供たちを見て、俺は日本の未来は明るい!と思うのだ。
子供たちも我慢しているのだ。
羽根を伸ばして遊びたい思いを、こんな時は爆発させても罰は当たらないよ。
燃えたぎるこの思いを、冷ましてはならぬ!
ましてや、消してはならぬ。
いきなりは良くない。
少しずつ、少しずつ、様子を見ながら。
感染者が増えたら、少し外出を減らせばいい。
そしてまた様子を見ながら日常を元に戻していく。
サービス業がダメになれば、結局困るのは俺たちだ。
今できる事を、人それぞれに。
1番の理想は、このモヤモヤした霧の中を抜け、やがて蒼天の元に出た時、灰色が元の色を取り戻した時に、誰一人脱落者なく、新しい時代に進んでいく事。
それには、今、ここからなんじゃないのか、と強く思うのだ。
そんな思いに確信を持った、この大阪遠征だったな。
追伸
俺の友人もコロナになっている。
コロナは幻ではない。
現実なのだ。
その現実を認識し、恐れた上で、日常を取り戻すために殻を破り、外の空気を吸う素晴らしさをもう一度思い出そう。
あとは意識の問題だと思っている。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI