起きたらレースのカーテンから青空が透けて見える。
エアコンのない寝室ゆえ、窓際に置いたベッドに夜風が入ってくるように、網戸の部分は半分だけレースのカーテンを閉めている。
レースのカーテン越しの青空が目を開けて最初に目に入ってくる。
それだけで幸せだ。
サクッと起きて、ニトリの涼感シーツと、隅に追いやっていた薄い掛け布団をベランダに干す。
日曜って感じするよね(笑)
昨夜、娘とスタジオに行った。
娘は、所属する市民オーケストラの課題曲の練習。
ヴァイオリンの練習である。
俺はといえば、歌いたい歌をサラサラッと弾き語るだけ(苦笑)
練習にもならないが、この時間が好きなのだ。
酒を飲み、リビングで同じ事をするが、声を張れないのがいまいちなのだ。
スタジオならば、思いっきり歌える。
この差は大きいな。
弾き語りのライブを想定しない、まるっきり自分のためだけの時間。
歌いたい歌を歌いたいように歌う。
そして、ボブマーリー先生の『Redemption Song』と、ジュリーのある曲をスマホで撮った。
『Redemption Song』はね、弾き語りを始めた頃、真っ先に弾き語りしたかった曲。
ボブマーリーがOvation(おそらくアダマスという最上級機種)でこの歌を弾き語っている映像に感動したのだ。
もちろん昔から知っている曲なれど、映像で見たら衝撃は倍増!
ハードオフでOvationを買ったが、アメリカ製の高いものではなく、日本製、あるいは韓国製のやつ。
だが、段々もっといい機種が欲しくなって、OvationUSAの中古を、これまたハードオフで買った。
一時期俺はOvationにハマッたが、その原因はボブマーリーだったのだ。
そして昨夜、『Redemption Song』を歌った。
俺の愛機アルバレスヤイリで、
ストロークではなく、アルペジオで。
このコロナ禍でも、ライフワークのバンドはもちろん活動している。
ライブだけではないのだ。
嗚呼、ライブって最高だな!
っていう喜びは、ライブでしか味わえないが、今、以前のように頻繁にライブをやる事には抵抗がある。
しかし、内なるマグマは今にも爆発しようと、グラグラと燃えている。
本来ならば、ギロチンテラーで『STREET ANARCHISM』
弾き語りで『男塾』『AIR BASE BLUES』
という企画をし、それがバンド活動にリズムを与えていた。
本来ならば、弾き語りのレコ発ツアーもあったし、ギロチンテラーの新作リリースに合わせて、今頃はレコ発ツアーの段取りをしていた頃だった。
悔しいが、これはどうしようもないのだ。
ならば、そのエネルギーをスタジオに、レコーディングに、作詞作曲に、使えばいい。
ライブは出来ないが、やれる事はたくさんある。
それでもライブだけ追い求める、というのならばそれもまた自己責任でやればいい。
だが、俺に言わせると機を活かしていないと思えるのだ。
今、この状況ならではの活動がある。
それを模索するのも、バンドの成長に繋がると思っている。
お茶の間に登場するには、それなりのコネや政治力が必要だろう。
だが、俺はそんなものに頼らず、皆に知られる歌を歌っていきたいのだ。
お茶の間に登場する事は出来ないが、みんなのスマホの画面に登場するチャンスはある。
それを練ったり、試行錯誤したりするのも、今がその時だと思っている。
もしかすると日本中、いや世界に向けて発信出来るかもしれない。
今しか出来ないモノをしっかり捉えていきたいのだ。
『Redemption Song』
黒人だけでなく、この歌は、俺の闘志にも火を点けてくれるのだ。
素晴らしい歌は、人種民族、国境を越え、心に染みていく。
そんな音楽を作っていけたら、最高だよな。
そして今は、ライブを考えずに曲作りに打ち込める時なのだ。
この時を逃すべからず!
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI