今朝は曇り空だったが、現在陽がさしてきた。
これだよ、これ。
太陽あっての夏!
どんなに暑くとも陽射しを求めたいのだ。
お盆を過ぎたが、まだまだ夏は終わらない。
この開放的な季節が好きだ。
身につけているのは、短パン、Tシャツ、サンダルだけ。
とにかく心地良いのだ。
社会人ゆえ、夏休みという夏休みはない。
お盆休みも13,15,16日の3日間。
だが、これだけあればいい。
昨日も、ジムが休みゆえ、最後のお盆休みを読書でもしようかと思ったが、結局請求書作成で終わった1日だった。
だが、それでいい。
仕事、仕事で会社を大きくするのが夢なのだ。
その夢に向かってまっしぐら。
ならば、それは幸せなのだ。
仕事に生きた、ある新聞記者の人生を録画したテレビで見た。
渡辺恒夫
ナベツネと呼ばれ、政治家に一目置かれる存在。
いや、フィクサーと言ってもいいのかもしれない。
そのナベツネの人生に俺はある種の共感を覚えた。
とにかく仕事に真摯なのだ。
そして驚いたのが、骨の髄まで反戦思想に貫かれた男なのだ。
そして日本について考え、それを大新聞である読売新聞社主の立場から、現実的に保守の政治家をコントロールしようとする。
池田勇人とは親友だったようだ。
吉田茂、池田勇人、鳩山一郎などは反戦思想に貫かれた政治家であり、戦争での解決ではなく、経済発展による解決の仕方を選んだという。
この当時のいわゆる保守の政治家は、俺がイメージするに、妾を何人も抱え、広い庭がある豪邸に住み、休日には和服あるいは作務衣を着て、孫と池の鯉にエサをあげる。
そんな金持ちの国粋主義者だと思っていたが、実はそうではなかったようだ。
いや、政治家らしい所作や暮らし向きはあっただろう。
そこに自由主義だの、反戦だのが核として存在していたとは、何となく知られていた事だが、政治部記者として各時代の政権に深く食い込んだ人物が見た事実として語られたのは、大きいと思う。
大野伴睦が、岸信介に裏切られて、首相になれなかった時、ナベツネを前に泣いたという。
ナベツネをして、あの虎のような人が泣きじゃくったというのだ。
ナベツネは言う。
騙し騙されの世界。
騙される奴が悪い、と。
理不尽な強者に抗う。
その心意気たるや、男の証明だと思っている。
がしかし、ナベツネがいかにそんな生き方をしてきたとしても、何かが決定的に俺とは違うのだ。
先ほどの言葉で俺はその違いの源を理解した。
曰く、騙される奴が悪いのではなく、騙す奴がもっと悪いのだ。
そこを明らかにしていかなくては正道は成り立たない。
もし、ナベツネが目の前にいて、俺がそんな事言ったら、こう言うだろうね。
「青臭い事言ってんじゃねぇ、この若ぞうが!」
それだけの気概と結果を出してきた人物である事は認める。
だが、その青臭さがなくなっては、人倫は崩壊し、いかに政治家が有能でも、国は立ちゆかなくなるだろう。
騙される奴よりも騙す奴が悪い!
この道理が通る世の中になった時に、日本は真に強力な国家になるだろう、と俺は思っている。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
田中角栄も、自らあまり語らなかった話だが、陸軍歩兵部隊として従軍していたとのこと。
目立つ人間なので、上官に呼び出されては、ヤ
ヤキを入れられていたらしい。
その強さ、粘りで日本を豊かにした政治家たちは、皆
従軍し、理不尽な上官のヤキに、あるいは反戦を訴え憲兵にヤラれ、そして耐えてきた男たちの連携なのだ。
その伝統がある自民党と、政治同好会のような野党。
それは危機に対しどちらに任せるか?となれば、理不尽に反逆し現実的に日本を作ってきた政党の方が強くなるわな。
今、野党に必要なのは、自民党に今だ存在するだろう情と泥臭い人間力。
頭がいかに良くて、正義を説いても、人間は最後は情だと俺は思っている。