良く晴れた東京。
8月15日終戦記念日。
近くの八王子消防署には半旗が掲げられている。
本日我社は休み。
本来お盆休みあるが、工期に余裕なき現場。
このお盆休み中に、地盤改良用の墨出しを終えたい、と依頼があり、社員全員を動員して終わらせる予定を組んだ。
昨日、炎天下の中、新たに追加依頼された仕事を含め予定していた仕事を完了。
社員が頑張ってくれたおかげである。
炎天下、日影など一切ない更地のド真ん中に円陣を組み、ペットボトルのポカリスエットとミネラルウォーターをがぶ飲みする顔、また顔。
赤道色に焼けた、労働する男たちのいきいきとした顔を見て、俺は幸せを感じていた。
彼らを守るための会社である。
それが、至上命題であり、そこに心底思い入れを込められる事に、大いなる幸せを感じずにはいられない。
あの、灼熱の、しかも炎天下に、10時、3時の一服なし!
鬼である!
その代わり、昼メシは11時半から1時間半たっぷりと。
詰所設営中だが、電気屋さんの頑張りでエアコンは使える状況にある。
椅子やテーブルはまだ搬入し、壁に立てかけられたまま。
俺はその状況を見逃さなかった。
この炎天下での作業、仕事の能率を上げるために必要なのは昼寝である。
昼寝が、午後からの仕事、特に3時過ぎた頃からの粘りに効いてくるのだ。
お盆休み中とはいえ、作業員は土工、電気、設備、とかなり出勤している。
12時にいっせいに詰所に殺到したら、混雑するし、この長椅子も足りるかどうかわからない。
ならば、一服なしで仕事をしているところを全作業員に見せ、堂々と11時半には詰所で昼メシを食い、皆が昼メシを食う頃には、イビキをかいて寝ている算段なのだ。
もちろん、監督には了解を得ている。
野性というのは体力だけではない。
いかに軋轢を生まずに、我が組織が優勢に仕事を進められるか、を常々考えている事も、野性を磨く事なのだ。
機を見るに敏
長たる者が組織や仲間を第一に考えなくなったら、その組織は滅びるだろう。
午前中の仕事量、そして午後からの仕事量の伸び。
経験者ならわかるが、こんなやり方もあるのだ。
おかげで本日、休日となり、こうしてゆっくり庭で新聞を読んでいられるのだ。
(日影とはいえ暑いけど、せっかくの夏!暑さを満喫したいし、身体も適応させ続けたいのだ。
これも野性を磨く方法である。)
帰り道。
コンビニに寄り、ガヤガヤと男たちが品物を漁り、かごに入れていく。
支払いはもちろん会社払いである。
あれだけ頑張った社員と、クーラーの効いたコンビニでガヤガヤと、そして店を出て、陽射し強き駐車場でまたガヤガヤと。
この時間が俺にとっては幸せなのだ。
共に身体を酷使し、
共に頭を使い。
共に昼寝し、
共に飲み者を飲む。
戦う男の集団である!
ギロチンテラーも、
そして我社も、
共々そう胸を張って言えるのだ。
俺にとっての戦友は、日常に存在している。
だからこそ、その戦友たちを鼓舞するが如く、より厳しく、より逞しくなろうと誓うのである。
本日も現場で働く、まだ見ぬ同志もいよう。
どうか熱中症には気をつけて!
家族のため、友のため、恋人のため、そして国のため、故郷のため、
汗かき、血を流し、涙を流す戦友よ。
終戦記念日の今日。
そんな思いを抱くのだ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI
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