東京は快晴なり!
中央道、あるいは関越道を愛車チャレンジャーで爆走するには最高な天気である。
本来ならばお盆休みで実家に帰省。
先日、我が実家は、親父の兄宅から、ご先祖様を供養する仏壇を譲り受けたばかり。
その最初のお盆ゆえ、大切なお盆だったのだが、このコロナ禍により帰省しなかった。
提灯を灯し、ご先祖様の帰宅を喜ぶ数日だというのに…。
悲しい事だが、高齢の親父お袋の命、健康を最優先させた。
親父は4人兄弟の末っ子だから、仏壇が家にある暮らしをした事がなかった。
友だちの家に行けば、おじいさん、おばあさんがいて、奥の部屋に寝たきりだったり、ボケていたり。
仏壇のある部屋は、ガキながら神聖なる気を感じていたものだ。
その仏壇がついに、というか、巡り合わせにより、我が家にやってきたのだ。
床の間を少し変えて、仏壇をおいた。
新築以来鎮座する神棚もあり、新たに仏壇も加わる。
俺は、この姿が日本人の良さではないか、と思うのだ。
大らかさと、神仏に対するほどよい距離感。
原理主義になればなるほど、他者を許せなくなる。
大らかさ
そして中庸
とても大事な事だと思う。
以前書いたが、我が一族の血の源は諏訪にあり、姓を諏訪氏という。
諏訪西方衆という武士団の頭領である。
その諏訪氏から有賀氏を名乗り独立し、有賀氏本流の次男か三男が初めて楜澤という姓を名乗り独立。
諏訪氏とともに武士団として活躍するが、一族に内乱が起きて、一部が佐久に逃れた。
楜澤姓の本流は、のちに武田氏により滅ぼされたという。
いまだに諏訪と佐久には楜澤神社というのがあるんだ。
以前、家族みんなで行った事がある。
娘にも、自分の血のルーツをちゃんと知ってもらいたかった。
同じ事を親父も考えていて、車中、一族について色んな話をした。
不思議なもので、内乱により一族の本流となった者たちは武田氏というより強い武士に滅ぼされ、内乱により難を逃れた一族の一部の子孫が21世紀の今、一族の波乱の歴史を回想しているのだ。
その佐久から独立し、千曲市に拠点を置いた辺りから、我が家にも近い話になってくるわけである。
刀やらはすべて売ってしまったようだ。
土地も飲み代、遊び代として、バンバン売ってしまったご先祖様がいたようだ(笑)
そして、今、波瀾万丈の歴史の中で俺が生を受けたのだ。
太平洋戦争の終結と重なる、このお盆という日本人にとっては特別な時期。
そんな事を考えるいい機会でもある。
こう回想してみると、独立心と闘争心の強さは血筋なんだな、と思う。
俺はそんな地縁血縁関係ねぇぜ!
俺は俺だ!
と叫んでいた若い頃もあるが、やはり血筋というのはホンモノなのだ。
まごう事無き、ホンモノの歴史である。
その歴史を受け止め、一族の飛躍を試みるのもまた男の成せる業!
世の中の流れに身を任せ、一族の血を守りながら生きるのも是である。
身体を鍛えに鍛え、伝家の宝刀を片手に、百年前の一族の仇をとるため、甲斐の武田氏の当主にタイマンを申し込む!
なんて事はしないが(笑)
歴史の中に生かされている事をヒシヒシと感じる時期でもあるのだ。
歴史の中の血筋、一族から祖国に目を転じてみる。
皆さん、靖国神社に行ったかな?
イサオ君の投稿を見たら、昨日は凄まじい混みようだったとのこと。
靖国に眠る英霊たちも、さぞや嬉しかったに違いない。
俺は行ける時に行こうと思っている。
自分が存在するのは、父と母がいたから。
その父と母は、そのまた父と母がいたから。
ご先祖様に感謝する時は、この時期に限らないが、この炎天が、ご先祖様への烈火のような感謝の思いと重なる今。
改めて歴史の中で生かされている今を、全力で生き抜こうと、強く思うのだ。
追伸
歴史の中を移動する物語を書いてみたい。
俺の血筋を遡り、現代と戦国時代を行き来する物語を。
明らかになっている一族の史実を基に、史実の隠れた行間はファンタジーにして。
そんなモノを書いてもおかしくはない年齢になったからね。
諏訪氏が派を成す辺りから物語を始めたいね。
とにかく、俺に到達するまでに、独立心、闘争心の塊、そして野性のカンで生き抜いてきたわけだから。
俺に近い近親者で、放蕩無頼に生き、一族の命運が傾いた時もあったが生き抜いてきたわけだから。
そりゃ、頑固なまでに闘いに挑まんとする奴が誕生しても不思議ではあるまい(^^)
本日の【俺の独り言】
タイトルの『俺の命を魅せてやる!』
これは現在制作中のギロチンテラーのニューアルバム『吼えろ』~Soul from Rising Sun~
収録の『花は桜木 男は度胸』
~男塾のテーマ~
のサビのワンフレーズ。
吹けよ、俠の風!
呼べよ、俠の嵐!
心に日本刀‼️
甦れ武士道‼️
〓Japanese Hardcore & Soul〓
GUILLOTINE TERROR
吼流魅KURUMI